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私はこの本を読んでいないので、書評というわけでもないのだが。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121501144/ref=sr_11_1/503-1168760-6805514?ie=UTF8
荷宮和子氏がこの新書を書いたのが2005年。 私がこの本の存在を知ったのは、歌田明弘の『地球村の事件簿』http://blog.a-utada.com/chikyu/2004/06/post_1.html だったように思う。
歌田氏は「われわれの陣営」という言葉で、一定の評価を与えていました。

それなりに話題になった新書のようで、本人のラジオ出演を聴いたり、雑誌のコラム等は若干は読んでる。
AmazonやBK1の書評も読んで、まぁ「反面教師」として読めばいいのかとも思ったが…、きっと罵詈讒謗で書評を書いてしまいそうな予感もする。

Amazonで調べると、大塚英志と本を出している。こっちは読んだ記憶がある。
『クマの時代―消費社会をさまよう者の「救い」とは』 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334060773/sr=1-12/qid=1155281083/ref=sr_1_12/503-1168760-6805514?ie=UTF8&s=books
今時の文系女子のってこんな風なのかなぁ、などと感じた記憶もあるが…新井素子のぬいぐるみの話の二番煎じのような印象もあったかなぁ…
「声に出して読めない…」を検索していて、彼女がこの本を書いてたのを見つけたとき「タイトルからして、また二番煎じかぁ」と思ったのは確かで、読む気がなくなった。

この本は、たしか連合赤軍関連とオタク論の絡みで読んだのだったか…
『 大塚英志による解説―〈癒し〉としてのクマ(永田洋子は、なぜ「かわいいもの」の夢を見るか―少女民俗学的連合赤軍論の試み』
を読むのが目的だったと思う。

それはさておき「声に出して読めないネット掲示板」について

雑誌とかでも、そこそこ話題になってはいたように思う。 待望の2ちゃんねる批判本がついに登場というニュアンスだったように記憶。
しかしなぁ、こんなレベル(書評による)の批判は著者の自己満足というか…2ちゃんねるを毛嫌いする層にはうけるだろうけれど、ただそれだけだろう。

2ちゃんねる内には、あまりに自虐的と思える自己分析のスレが、わりと定期的に立つので、それを読む方が「2ちゃねらー」分析になると思う。

現在はblogブームということで、いろんな雑誌・解説書・入門書が出ているけれども、なんちゅうか夢を売る本とアングラ情報に2極分化しているのじゃないか?
この本のような、2ちゃんねるを偏見・勘違いで罵倒するだけのネット評論が多いのは、寂しい。


話は飛ぶが…
…河上イチローの著作はあの当時としては、というよりも今でもネットに対する良い啓蒙書だと思う。
松永英明として今年blog論を新書で出版できていれば、それなりにスタンダードな論・啓蒙書・実用的なガイドとして受け入れられたのではないかと、これは本心で思ってる。
それなりに2ちゃんねる批判も入って、そういう層にも歓迎されていただろうし。(むしろ、そこを狙った方が売れるのでは?)

2004年にblog本を出したり、その後も雑誌・ムックで書いていたのは知ってる。 微妙にタイミングが悪かったのかなぁ。あまり売れなかったみたいだけど。
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