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幻の報道機関設立計画(9)

7月からは記者クラブへの取材が本格化します。
8月に政局が動き出したため、夏休み中に選挙取材に方向転換することを決めたようです。

主な取材先
「七社会」
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、東京新聞、日本経済新聞、共同通信
「ニュース記者会加盟社」
日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京

7月 1日 警視庁の記者クラブ取材記事。 七社会へFAX
7月 6日 都庁記者クラブ取材経過報告
7月 9日 神保哲生さん取材
7月20日

東京地方裁判所へ行って、生まれてはじめて裁判を傍聴。
フリージャーナリストの寺澤有さんが国を相手取って訴訟を起こしたもので、「Seikyo Media Page」よると「今回の訴訟は、裁判所が記者クラブ非加盟社に傍聴席と判決要旨を用意しないのは、憲法14条(法の下の平等)および21条(表現の自由)に反するとして、国を相手取り248万円の損害賠償を求める内容。1999年に行った同趣旨の訴訟に次ぐもの。 」

「ストレイ・ドッグ」の山岡俊介さんが、証人台へ

7月27日
オランダの「NRC-ハンデルスブラッド新聞」の特派員ハンス・ヴァン・デル・ルフトさんへ取材。ハンスさんは、寺澤さんの裁判では陳述書を提出なさっている方
8月9日
毎日新聞中部本社の報道センター室長である磯野彰彦さん取材、名古屋へ。
8月10日 政局が動き始めてきた頃。衆議院選挙を取材すると表明
8月13日から16日まで夏休み
8月17日 第44回衆議院総選挙の取材、本格的に開始かな

七社会に対する取材経緯は8月 3日の記事がまとまってるので、そのまま転載
http://gripblog.cocolog-nifty.com/blog/2005/08/212_745f.html



■経緯

2005/7/1 七社会に取材申し込みとして主要な内容をFAXで送信。
私のようなフリーの記者が記者クラブへ加盟させていただくまでに、どのような手続きが必要で、どのような過程があるのでしょうか

新規加盟者への対応を記したガイドラインはあるのですか

記者会見に出席したいという記者に対するガイドラインはあるのですか

今回幹事社の方へご連絡を取ることは容易ではありませんでした。なぜ各新聞社は、七社会さんの窓口を教えられないという回答をなさるのでしょうか。一般の方へ七社会さんへの窓口をお知らせすることにどのような問題があるのか教えてください。

2005/7/20 七社会からの回答

>泉さま
>
>当会には個人での入会はできません。
>入会を希望する報道機関には入会手続き等をお知らせします。
>
>七社会


2005/7/25 送られてきたFAXの内容が答えになっていなかったので、質問を変更して再度取材申し込み
七社会は何を目的としている団体ですか

「個人での入会はできません」と回答をいただきましたが、それはなぜですか

「入会を希望する報道機関には入会手続き等をお知らせします」とのことですが、実際にどのような手続きが必要なのですか

入会できる機関の基準や、入会までの過程などを具体的に示したガイドラインはあるのですか

2005/8/3 七社会からの回答

#7枚のファックスの内容とその批判
#インターネットでも容易に閲覧できる文章をそのままコピーした7枚が、七社会から
#送られたと憤慨
#参考資料:「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」
# http://www.pressnet.or.jp/info/seimei/kenk20020117.htm

公権力を監視すると正義を振りかざしながら、特権意識を持つ記者クラブは、私たちに何を伝えたいのだろう。

七社会へは、引き続き取材交渉します。


続く
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