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日本のネットのマナーを変えようとする道徳運動のほうに力が入っているようにも思える、前途多難な日本版オーマイニュースだけども、編集長がひさびさに登場。
http://www.ohmynews.co.jp/blog/archives/2006/08/post_96.html#trackbacks
いきなり弱気な発言です。
新しいジャーナリズムを追求する、というような意気込みはあんまり感じられません。
鳥越編集長が期待している市民ジャーナリストの未来像はどんなものなのだろう。
編集長はこんなことを書いていました。
秋田の事件
http://www.ohmynews.co.jp/blog/archives/2006/06/post_12.html
地元住民が入り組んだ人間関係を実名で書く、というシチュエーションというのが、そもそも考えにくい。 「放送局」と渾名される人は何時の時代にも、どこの小社会にもいましたが、そいつらにインターネット規模で活躍されたら鬱陶しくてしょうがないだろうな。
このエントリーはメディアスクラムを問題にしています。
職業記者のメディアスクラムを、彼らを代弁して「何言ってやがる!!」と擁護し、市民記者の活躍に「ワクワク」する。
これはジャーナリスト(ニュースの職人でしたか)の宿業ですね。
今回の編集長のエントリーは、WBAライトフライ級王座決定戦について書かれています。
ジャーナリストという呼称を辞退し、「ニュースの職人」を自称している鳥越編集長は、この件についてオーマイニュースとして取材する予定は有るのでしょうか。
鳥越さんご自身がしがらみが有って書けないならば、しがらみのないオーマイニュース市民記者が活躍する絶好の舞台ではないでしょうか。
市民記者に何かを期待するよりも、まず自らが記者として、または編集長として行動し発言されることを期待しております。
http://www.ohmynews.co.jp/blog/archives/2006/08/post_96.html#trackbacks
ちゃんと顔を出してものが言える社会を少しずつでもいいからオーマイニュースの中で実現して行きたいなあ。それが私たちの、ひょっとするとかなり無謀な試みなのかもしれません。
いきなり弱気な発言です。
新しいジャーナリズムを追求する、というような意気込みはあんまり感じられません。
鳥越編集長が期待している市民ジャーナリストの未来像はどんなものなのだろう。
編集長はこんなことを書いていました。
秋田の事件
http://www.ohmynews.co.jp/blog/archives/2006/06/post_12.html
複雑に入り組んだ人間関係の解明なくしてはこの事件の全面解決はなし得ないんじゃないかと、私には思えるんです。
さあ、こういうときにオーマイニュースの市民記者がたまたまあの藤里町か秋田県に住んでいたとすればどうなるか?
私たちはもうそういうシチュエーションで考えています。
既存のメディアとは違う目で見た情報が届けられる!!
そうなれば、私たちの「市民みんなが記者だ」という合い言葉は実現するんですね。それもそう難しいことではないでしょうね。
こう書いていてもワクワクします。
地元住民が入り組んだ人間関係を実名で書く、というシチュエーションというのが、そもそも考えにくい。 「放送局」と渾名される人は何時の時代にも、どこの小社会にもいましたが、そいつらにインターネット規模で活躍されたら鬱陶しくてしょうがないだろうな。
このエントリーはメディアスクラムを問題にしています。
私が東京にいて「それはメディアスクラムじゃないの?!」と言うのは、現場にいる取材陣からすれば「何言ってやがる!!」ということでしょう。ここには私たちメディアで働く人間の職業意識とある種の悩み――ジレンマみたいなもんがあるように思えます。
職業記者のメディアスクラムを、彼らを代弁して「何言ってやがる!!」と擁護し、市民記者の活躍に「ワクワク」する。
これはジャーナリスト(ニュースの職人でしたか)の宿業ですね。
今回の編集長のエントリーは、WBAライトフライ級王座決定戦について書かれています。
ジャーナリストという呼称を辞退し、「ニュースの職人」を自称している鳥越編集長は、この件についてオーマイニュースとして取材する予定は有るのでしょうか。
鳥越さんご自身がしがらみが有って書けないならば、しがらみのないオーマイニュース市民記者が活躍する絶好の舞台ではないでしょうか。
市民記者に何かを期待するよりも、まず自らが記者として、または編集長として行動し発言されることを期待しております。
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オーマイニュース日本版の流れは、ほとんどライブドアPJと同じです。
私が市民記者として参加して、編集の暗部を指摘したら、拒絶たれ、かけなくなった。編集部は、かつて日本のマスコミを変えると豪語していたが、いまでは既存マスコミの資金力・人材力に勝てぬと、いまではその片隅での存続を図っている。
「インターネットと世論形成」という本を書かれた遠藤薫氏は、インターネット新聞などをオルタナティブ・ジャーナリズムととらえているが、私は、そういう時代は終わっていると思う。
マスコミが実は、一方向のコミュニケーションではなく、ラージスケール・ディストリビューションにすぎなかったのだから、市民参加型ジャーナリズムこそが、コモン・ジャーナリズムである。
だが、マスコミ出身者たちがつくるメディアはほとんどが、オルタナティブメディアでしかないのです。
もちろん編集部のチェック機構の精度次第なわけですが、この能天気さ加減を見ると不安になります。
スタッフのテコ入れ、総入れ替えしたところで、「オーマイニュース」で有る限り日本での成功はないのじゃないかな。
これで鳥越氏の引退が早まるならば、それにこそ意味があるのではないかな、などと思ってます。
う〜む、意地が悪すぎる見方かなぁ。