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鬼の児放浪
              ――鬼の児の卵を割って五十年

    一

鬼の児がかへつてきた。ふるさとに
耳の大きな迷信どもは、
おそるおそる見まもる。この隕石を、
燃えふすぼつた黒い良心を。

かつて、鬼の児は、石ころと人間どもをのせた重い大地をせおひ、
霧と、はてしなきぬかるみを、ゆき悩んだ。

あるひは首を忘れた鴎のとぶ海の洟しるを。
ふなむしの逃げちるふくろ小路を。
暗渠を。むし歯くさいぢごく宿を。

    二

こよひ、胎内を出て、月は、
荊棘のなかをさまよふ。

若い月日を、あたら
としよりじみてすごし。

鬼の児の素性を羞ぢて、
蝋燭のやうに
それを吹消すことを学んだ。

天からくだる美しい人の蹠をおもうては、
はなびらをふんで
ふたたびかへることをねがはず、

鬼の児は、時に、山師共と銭を数へ、
たばことものぐさに日をくらした。

鬼の児は、憩ない蝶のやうに旅にいで、
草の穂の頭をしてもどつてきた。

鬼の児はいま、ひんまがつた
じぶんの骨を抱きしめて泣く。

一本の角は折れ、
一本の角は笛のやうに
天心を指して嘯く。
「鬼の児は俺ぢやない
おまへたちだぞ」
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「幻…」も6まで進んで、まだ4月かぁ、といささかウンザリする。
そもそもは、関連サイトとかログが膨大で、読むのが大変だったので、自分なりにすこしは整理しようと思っていたのだが、新たに長文なログを追加しちゃってるような気がする。
有る程度区切りがついたら、もう一回まとめなおしたいものだが…

私は長文を書くのは嫌いだ。

思うに、ネットを始めてからは膨大な文字をモニターで読んでいるが、これと今までの印刷媒体で読んだ文字数とどっちが多いのだろうか。
幻の報道機関設立計画(5)

「インターネットの記者」と名乗ると取材を断られることも多々あり、取材に限界を感じたと嘆く泉さんは、2月7日に「ネットジャーナリズムの行方」というテーマをblogで取り上げます。
ネットジャーナリズムを論じているサイトを巡って、様々に考察を巡らせています。 R30さんの記事も取り上げられています。

その翌日2月 8日には湯川鶴章さんと面談にこぎ着けます。これは当時携帯の電話番号をサイトの載せていたので、簡単に連絡が付いたそうです。 たとえ1ヶ月そこらでもネットジャーナリストをやっているという実績があったからこそ、湯川氏も面会してくれたようにも思います。
神奈川新聞 “カナロコ”、ヨコハマ経済新聞への取材も成功し、結果をすぐにblogに掲載。 取材先からのコメントも付き、サイトは賑わいを見せています。

翌週はニート問題。 R30さんの記事に触発されたようです。
ネットの資料だけじゃなく図書館にもいって、がんばっています。
R30サンを始め一家言を持つ論客たちの長文の応酬もあり、そこにも丁寧に答えています。

2月22日 「2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会長野がはじまるよ!」で長野出張取材。
知的発達障害者の問題で、まぁ気軽にコメントしがたい問題です。
よくぞ取り上げてくれた、という感じで、まじめな人が誠実にコメント、という印象。
長文のルポが続きます。
長文の突っ込みと応援と、一家言ある人同士の議論が、ここのコメント欄の特徴になってきた感じ。

3月9日「それぞれの興味を探る」という街頭インタビュー開始。
他のblogから拾ったネタで、「あなたが今ういちばん興味を持っていることは何ですか?」と東京駅駅前で無作為インタビュー。

3月14日にはこんな告白も。
>私自身もホステスさんをしていたことがあります
>銀座でも赤坂でも六本木でもないけど、(略)


3月15日 「介護保険施行から5年。今現場の声」
3月21日 「クリック募金に見る善意とは」

怒濤の長文ルポが続きます。 これだけ毎週テーマを変えつつ、書き続けられるのかな?  事前調査・インタビュー・原稿書き・blogのコメントの返事を独りでやっているなら、そりゃすごいけどなぁ、と思ったら

3月29日「休止のお知らせ」
療養中のためしばらく休むとのお知らせ。4月10日に復活します。


1月はじめの取材では、こりゃ駄目だろうと思った自分語りの文体は、1月後半くらいからは、それなりにそれらしく安定してきたように思います。
ネット界の大物・湯川氏との面談以降は自信を持ったのか、箔がついたのか、その後の取材は比較的順調のようにも見えます。

長文のルポも、1月末のボクサーのインタビューのころから、一応さまになってきたようにも思えます。
ニート問題にしてもその他のテーマも、「長い間お洋服やお化粧品のことしか考えないお気楽OL」が一夜漬けでやったとすれば、量・質ともに、有る程度のレベルは有ります。 少なくても議論のネタにはなる。
ここあたりは、取材のことは何も知らないとしても、実は以前から温めてきたテーマじゃないかのかなぁ?

それにしても疑問に思うのは、そもそもネットジャーナリストを目指すのなら、最初からそれについて論じているサイトを読んでいるはずではないのだろうか。
何も知らずに体当たり取材をして、その限界に気づいたので、改めてネット報道論のサイトで勉強というのは、いささか不自然に感じられます。

しかし、そんな疑問は週替わりのテーマ、怒濤の長文レポートに流されていったようにも見えます。

続く
幻の報道機関設立計画(4)

1月から本格的に「ジャーナリスト」活動を始めた泉さんですが、その活動方針は以下のような感じに思えます。

・1週間で1テーマがノルマ。
・取材テーマはネットで話題なものと、有る程度シリアスなもの
・週初めから取材開始して、その経過を逐次報告。 blogへのコメントにも丁寧に返事する。
・取材先にコンタクトするため、とにかく方々へメール、電話する。
・大勢の人にインタビューする。 できれば有名人にインタビューする。

1月に書いた記事はロリコン、報道被害、難病の子供、児童養護施設についてです。
まったくの素人のインターネット・フリー記者が取材していく苦労が延々と、まぁ自分語りが多いという印象も。
でも、【 今日の覚書 】という取材メモは、ネットでは読みやすい感じがします。

印刷媒体にすると単なるメモにしか見えないかも知れないけれど、一昔くらい前のジュニア少女ノベル(コバルト文庫 とか?)みたいな…というのが第一印象。

あまりに取材の基礎がないので、それを見かねた指導的コメントが目立ちます。
また、テーマに思い入れがある人からの、熱いコメントも寄せられて、泉さんはそれに丁寧に返事を書いています。 コメント欄は初期からけっこう熱い。

それにしても、取材の基礎が無いのには驚く。 サイトにはGoogleの広告で載ってたけど、ジャーナリスト養成講座とか行こうするとかは考えていないようだし、取材の基本について書かれた本などを目にしたことが無いようだ。 取材対象の下調べも不十分。
12月にはネットでジャーナリスト修行とか、書いていたなぁ…

1月の記事で、気になったところ。
ロリコンについてインタビューしてた記事の中からだけど、アダルトサイト運営してたことを思うと意味深ではある。

>幸運なことに私には、ある有名おかまバーで振り付け師をしていた男性を旦那にしちゃった親友がいるんですねぇ

>以前私は、30代後半、会社経営のSM愛好者と話したことがあります
>彼は、女子中学生を相手にSMプレイをしていました

新潟豪雪被害地区へ取材しにいったのは、前の職場に新潟出身者がいたので思い入れが有ると述べているところ。 だったら、現地に行く前にその知人に当たるべきじゃないか、等。

2月にはいると、フリーのインターネット記者(素人)の限界を感じたためということで、「ネットジャーナリズムの行方」というシリーズが始まります。
湯川鶴章さん、R30さんとのコンタクトに成功しました。

続く
  うつろな男たち      くるつサン――死ンダヨ

               ガイの奴に1ペニーやっとくれ

俺たちのなかみはからっぽだ
俺たちのなかみはつめものだ
よりそって立ってはみるが
頭のなかは藁のくず、ああ!
俺たちがささやくと
乾いた声が
ひそやかにとりとめもなく
まるで枯草をふきわたる風
それともかわいた穴倉で
こわれガラスを跳びはねる鼠の足音か
かたちのないすがた、色のないかげ、
萎えたちから、うごきのない身ぶり。

眼ざしそらせずに死のべつの王国へ
渡っていった者たちが
俺たちのことを憶えているとしたところで
呪われた激しい魂としてではなく、たかだか
うつろな男たちとして
つめものをした男たちとして憶えているだけだ。





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