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一泊二日の観光旅行で思いっきり(?)使ってみた。
お気軽動画撮影があると、印象が全く違うな。 テレビに繋いでスライドショー&動画再生をみんなで観るのは楽しい。
リモコンが欲しくなったな。 クレードルに付属させて欲しいかも。

2ギガのメモリカードいっぱいに写真と動画があるのだが、これを人に見せるためにはちょっと工夫が必要かなぁ、とも思う。

メモがてらにレビュー


製品情報
http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_v7/

FAQ
http://dc.casio.jp/faq/ex_v7/

説明書
http://dc.casio.jp/faq/ex_v7/

特徴&長所
・有効720万画素CCD&屈曲光学系薄型7倍ズーム機
・CCDシフト方式手ブレ補正+高感度+被写体の動きに対応して自動ISO設定
・自動追尾AF搭載
・H.264 848x480ワイド動画撮影・撮影中ズーム可能・ステレオマイク搭載
 1時間半くらいは楽に撮影可能
・フラッシュとは別にLED撮影ライト搭載
・SDHC対応
・マニュアル操作が充実。 露出、フォーカスなど
・easy(簡単撮影)モードあり
・三脚穴が金属製。 ただ端っこに有るためミニ三脚だとバランスが悪いかも。脚を開く方向に注意。
・電池保ちは CIPAで240枚で標準的。 メモリーカード1ギガに、動画、写真を撮るくらいは持つかなぁ、という印象


短所など

・ワイド端38mm
・マクロ10cm~ (ワイド端) 名刺を撮る用途お割り切るべし
・F3.4~とあまり明るくないレンズ
・動画が特殊形式で使い回しが難しい
・滑りやすい外装 滑り止めのポッチを100円ショップで物色中。 厚さ1ミリ程度じゃないとクレードルに引っ掛かる。
・長時間の動画撮影だと、カメラ保持にちょっと苦労する。傾きやすいかなぁ
 ミニ三脚を握るとか、ボトムグリップを使った方がいい。
ボトムグリップ http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/acce/t-winder/index.html



~H.264動画について~
EX-V7の動画はH.264ですが音声部がIMA ADPCMとなっており、編集・再生ソフトによっては音声部をうまく認識できない。

■まともに扱える編集ソフト類
・Quicktime 7 Pro (シェアウェア)http://www.apple.com/jp/quicktime/home/win.html
 └H.264の動画を再圧縮なしでMP4にできるのはこれだけ
・QTconverter (フリー) http://meetingpoint.jp/hoppysoft/modules/tinyd0/
・MPEG Streamclip(フリー・英語) http://www.squared5.com/
 └Quicktime形式のまま編集可能。日本語パスがあると読み込みできないので注意。
・TMPGEnc 4.0 XPress(市販ソフト) http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/te4xp.html
・Ulead ビデオスタジオおまかせモード3.2SE VCD (添付ソフト)
 VCDしか作成できない。あんまり凝ったことは出来ない。
 パソコンでの動画再生・編集は、ちょっと面倒くさい。 カメラでやった方が早いみたいだ。


■うまく扱えない編集ソフト類
・Media Coder http://mediacoder.sourceforge.net/
 └設定次第で変換は可能
・Superc http://www.erightsoft.com/SUPER.html
 └MEncoder設定時のみAVIに変換可能
・携帯動画変換君 http://www.nurs.or.jp/~calcium/3gpp/
 └エラーが出てどうにもできない
・QTreader.vfp
 └絵は出るが変換できない
・Quicktime Alternative
 └WindowsMediaPlayerなどでの再生には支障なし


■うまく扱えない編集ソフトで変換するには
・AviSynth2.5とQuicktime Import Filterを導入する
 http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=57023
 http://forum.doom9.org/showthread.php?t=104293
 ↑で設定したavsをVFAPI対応ソフトで読み込む
 ・DGVfapi.vfp http://www.avisynth.info/?DGVfapi.vfp
 参考 http://bbs.kakaku.com/bbs/00500411101/SortID=6256174/


■その他、使いこなし
添付ソフトは最低限の機能しかないので、いろいろ自前で用意する必要がある。

・添付ソフト「Photo Transport」は動画には対応していない。
 パソコンに取り込んだ動画を、再びカメラに戻すには手動でやらなければいけない。
カメラでフォーマットしたカードのドライブが S: なら

S:\DCIM\ ← この下に入れてもダメ
S:\100CASIO\ ← この下でもダメ
S:\DCIM\100CASIO ← ここならOK

・Windowsの縮小版表示で動画のサムネイルを表示させる
 QuickThumb http://www.ocf.berkeley.edu/~mbarrien/projects/
  C:\WINDOWS\system32\にQuickThumb.dllを放り込んで
  ファイル名を指定して実行で「regsvr32 QuickThumb.dll」

・便利なコーデックセット「CCCP」 http://www.cccp-project.net/
・Media Player Classic 
・RealPlayer

■画像、動画管理
・Picasa2 他のカメラのrawも表示可能、動画も再生可能。ギフトCD作成可
・Adobe Photoshop Album Mini 3.2 日付ごとに自動フォルダ振り分けで取り込みに便利。 動画もサムネイル表示される。CD書き込み可
・iTunes 動画が登録できる。

添付ソフト、フリーの画像管理ソフトでは、CDまで書き込み可能というのが大半のようだ。
動画も含めると、ちょっと容量不足。

・フォルダごとDVDに手軽にバックアップ
  DeepBurner  http://www.deepburner.com/  日本語版有り


テレビに繋いで動画を観て、写真屋でプリントする、という使い方なら快適。
メモリーカードも安くなったので、それにそのまま写真・動画保存しといたほうが初心者には使いやすそうだ。 かつてのフィルム・テープを使ってた頃よりコストは安くなっている。

最新のプリンタは動画も再生できて、単体でDVDにバックアップも可能ということなので、パソコンいらずであれこれ出来るかなと思ったが、残念ながらH.264の動画にはまだ未対応の模様。 これからに期待。




初心者と上級者には、それなりに使いでがあるデジカメだと思う。 中級者というか、半端な知識で凝ったことを非力なパソコンでやろうとする人には、難しいデジカメかもしれないな。

H.264のQuickTime動画ファイルを扱うためには、それなりの知識とPCスペックが必要。 非力なパソコンではつらい…
絵は出ても音が出ない、またはその逆、途中で処理が追いつかなくなったりとか、いろいろややこしく面倒くさい。
フリーのソフトをあれこれ組み合わせるより、市販のソフトを使ったほうが楽そうではあるが… その前にメモリを増やすとかしたほうが、快適だろうかなぁ。
さらに言えば、MacのiLifeが一番楽そうだ。


添付ソフトのUlead ビデオスタジオで、とりあえず写真と動画をみんな読み込ませて、時間順に並べ、適当にキャプチャつけて1時間程度のVCDかDVD(15日間試用可能)を作ろうとしているが…
エンコードで10時間はかかりそうなので、ちょっと躊躇してる。(苦笑


Macだと、何も考えずにフォルダごとDVDに焼いて渡せばいいんだろうな、などと思う。
DVD作成も、iLifeだと10年前のプロ用程度に、あれこれ出来そうな感じでもある。

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