忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

某巨大掲示板【既婚女性】板、該当スレッドのテンプレ 
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/ms/1198713862/-100
向井亜紀に関する部分、過去ログなど一部省略 (文字制限に引っ掛かるため)




【卵子提供疑惑】向井亜紀36【育児も介護もオナニー】



1 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:04:22 ID:Km4FGZmn0
代理出産についてよく知らない人は先ずこれを読んでね。

■大野氏、シンディインタビュー(写真付き)
 ttp://www.globe-walkers.com/ohno/interview/dairibo.htm
 代理母は社会的地位の低いブリーダー(繁殖)階級
 ttp://www.globe-walkers.com/ohno/article/dairibo.htm
 第6回 取材の裏側 1 複数対象取材の難しさ-「代理母」リポートの場合(前編)
 ttp://www.globe-walkers.com/ohno/school/column006.htm
 第7回 取材の裏側 2 複数対象取材の難しさ-「代理母」リポートの場合(後編)
 ttp://www.globe-walkers.com/ohno/school/column007.htm
 第10回 取材の裏側 3  代理母インタビューの真実
 ttp://www.globe-walkers.com/ohno/school/column010.htm

 前スレ
【卵子提供疑惑】向井亜紀35【講演会でオナニー連呼】
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/ms/1195954361/l50



5 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:37:34 ID:zrNhRGVC0
週刊女性セブン 1991年7月18日号
あなたの子供、私が生んであげます。
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/article/dairibo.htm
週刊女性セブン 2004年2月5日号
独占告白 注目の出産の一部始終を語った!
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/interview/dairibo.htm
週刊朝日 2006年11月3日号
「美談」ではすまない代理出産ビジネスの実態
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/article/dairibo0610.html
提供卵子・代理出産の依頼人の話
ttp://www.ifcbaby.net/n_voice/voice_etc/voice_proxy_4.html
主要先進国の代理母に関する状況、また過去におきた事例
ttp://www.mukaiaki.com/cgi-bin/bbs/details.cgi?id=970


6 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:38:16 ID:zrNhRGVC0
「アメリカにおける代理出産と母子関係」 織田 有基子氏 から 引用

代理出産契約が認められるか否か、
また代理母から生まれた子の母親は誰かにつき制定法を置いている州は決して多いわけではなく、
またその州法の内容もさまざまである。

代理出産契約を有効とする制定法を有する州として、
例えば、アーカンソー、フロリダ、イリノイ、ネヴァダ、ニューハンプシャー、
テキサス、ヴァージニア、ワシントン、ウェスト・ヴァージニアが挙げられる*8。
このうち、ネヴァダ、ニューハンプシャー、ワシントン、ウェスト・ヴァージニアの各州は、
報酬や対価を求める代理出産契約の締結を禁じている。
また、アーカンソー、ネヴァダ、ニューハンプシャー、テキサス、ヴァージニア、ワシントンの各州は、
明文規定を以て、親となる意思を有する者を親としているが、
ヴァージニア州は場合によっては遺伝上のつながりを有する者を親とする。

反対に、代理出産契約を無効とする制定法を有する州は、
アリゾナ、コロンビア特別区、インディアナ、ケンタッキー、ルイジアナ、
ミシガン、ネブラスカ、ニューヨーク、ノース・ダコタ、ユタなどである。
そして、コロンビア特別区、ミシガン州、ニューヨーク州のように
刑罰を以てこれを禁ずる州もあれば、刑罰を科さない州も存する。


7 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:39:19 ID:zrNhRGVC0
>>6つづき
以上のように、代理出産をめぐる態度が州ごとに大きく異なる状況下では、
例えば次のような問題が考えられる。

P 州では代理出産を認め、親となる意思を有する者を親としており、
Q 州では代理出産契約の締結自体無効であるとしている場合、
P州において代理出産により生まれた子の母親であると認められた女性がQ 州へ引っ越してきたならば、
この女性は引き続き母親と認められるのか、
それともQ 州法によってそのような母子関係は認められないのか、
もし認められないとしたら母親は誰になるのか。

アメリカの合衆国憲法には
「各州は、他州の法律、記録および司法手続に対して、十分な信頼と信用を与えなければならない」という、
いわゆる「十分な信頼と信用条項」と呼ばれる規定*1 5が存在する。
連邦制の維持と国家としての統合という2つのファクターのバランスを図ることを意図するこの規定の下では、
A州の裁判所の判決や法律がB州において承認されることが要求される。
もっとも、A州の判決や法律がB州(法廷地)の公序に反すると判断される場合は別であると解されている。

先の例でいえば、P州の判決や法律とQ州の公序との関係如何が問題となるわけである。
この点につき、代理出産に関して明言した判例はまだ存在しないようであるが、
同じ家族関係領域でも、同性婚ないしこれに類する同性関係については、
十分な信頼と信用条項と公序との関係につき熱心な議論があることを考えると*16、
代理出産の局面においても今後この問題がクローズアップされてくるのではないかと思われる*

代理出産をめぐる牴触法の議論は、アメリカにおいてもまだ十分とはいえない状況にある。
しかも、この問題は各州の公序に強く関わり、州によって態度が大きく異なるため、
州際間の処理は非常に難しいものとなることが予想される。

「国境をこえる生殖医療と法」(2005, 5)
ttp://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/pdf



15 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:45:26 ID:zrNhRGVC0
【誕生記者会見】
亜紀夫人は「紙の上のことは後付けでいい。本当の家族であることに変わりない」と語れば、
高田も「(法改正に)頑張ろうという気持ちはない。今あることが僕たちの家族のスタイル。
トライしたことが、なんらかのきっかけになって、
今までは触れられていない分野の専門家や世論が積極的に動いたり、参考にしてもらえればいい」と、形式にこだわらない姿勢を見せた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200401/0115sn_02.html

向井は実母になれない可能性もあるが「アメリカ人であろうが、日本人であろうが、実の親子であろうが、養子であろうが、
自分たちが親子であればそれでいい。これが自分たち家族の形。高田家のスタイル。
紙(届け)の上と自分たちは別」と宣言した。子供には出生の事実をすべて伝えるという。
http://www.daily.co.jp/gossip/2004/01/16/112477.shtml

【出生届提出時】
出生届がすぐ受理されなかったことにも、「すべてを(役所の)対応にまかせます。
2人がすくすく育ってくれれば、(国籍や戸籍上の関係が)どうなろうと、
家族が同じ地球の上に一緒にいることには変わりない」と笑顔をみせた。

また、高田は国籍の取得に関して「日本国籍を留保する」の欄にサインしたことを明かし、
日本人の父または母の下に生まれた子供にある国籍の選択権を子供たちにまかせられるようにしたと説明した。
 向井も「海外で子供を産んで、アメリカ国籍を子供にプレゼントするのも案外流行していますから」と付け加えた。
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_01/g2004012215.html

なのに、不受理決定したとたん「納得いかない」と家裁に申し立て、
家裁で不受理決定されると即時抗告しました。
東京高裁を経て、最高裁までいって争い、2007年3月、向井側敗訴が決定しました。

最高裁判決文 ttp://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070323165157.pdf
       ttp://blog.livedoor.jp/saiban_hanrei/archives/50480619.html
最高裁判例  ttp://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=34390&hanreiKbn=01

( ゚∀゚ )アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


16 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:47:07 ID:zrNhRGVC0
2007年4月12日 最高裁の判決を受けての記者会見での向井の言い分まとめ

・昨日4/11までが、父:高田 母:シンディ と(訂正)した出生届提出期限だった。
・それを出すためには、母:シンディ と書くことの許可をシンディにとられねばならず、
 またそれをすると契約違反としてシンディに訴えられる可能性もあるため断念した。
・2007/04/11を越すと出生届提出期限が過ぎるので、
 父:高田(日本人)の子としての 出生届をだし、日本国籍も選べる選択肢を残す道は断念した。
・なので双子はアメリカ国籍だけ(アメリカ人)となり、向井と高田は
 アメリカ人の子を日本人夫婦が養育する形の「家族」を形成することを選んだ(ことになった)。

 ↑今の双子ちゃんの戸籍・国籍問題ここまで。 ↓上記のこととは別として、向井の感想として

・最高裁まで争った出生届不受理不服申立の裁判は、大金と時間と労力をかけたのに
 (戸籍の実母記載という)得られるものがなかった、
 自分にとって(社会の仕組みを学ぶ)大きな社会科見学だった。
・最高裁判決の補足意見内でおすすめしてくれた「特別養子縁組」は
 あくまでこういう手もあるよ、という「オススメ」でしかなく、
 家裁などで聞いてみると必ず許可が下りると最高裁が確約してくれたものではなく
 「大雑把な提言だった」と落胆した。

また今後のことについて
・とりあえず双子は在留期限延長の手続きもとった。
・将来的には(国際)養子縁組という手もあるが、子の「実の親」の同意が原則必要になり、
 シンディとの契約が壁となる可能性があり、向井としては「高いハードルを感じている」
・子供が日本はイヤだ、と言ったら他の国に住む心構えは向井高田としてはできている。

※ 母:シンディ、父:高田として出生届を期限までに提出すれば双子の出生届は難なく受理され
高田の非嫡出子として高田の戸籍に入ることでき、双子は日本国籍を得ることができた。(アメリカとの2重国籍となる。)
向井は 自 分 だ け 養子縁組をするのがイヤだったので、それならと双子を戸籍にいれる道をとらず放置。

結局、
自分のプライド、産んでなくとも実母として認めてもらいたい欲望>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>子供の不便 でしたとさ。


17 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:47:50 ID:zrNhRGVC0
向井ボログより
双子の国籍・戸籍、また双子との養子縁組について

直球勝負を貫く決意の高田家にとって、
最高裁や行政の提言に従うことは、
シンディ夫婦との約束やネバダ州裁判所が決定を下した親子関係を裏切ることになり、
「そんなことは絶対にしない。日本国籍や実の親子と記載された戸籍を取得するために、
お世話になった皆さんを無視してしまっては、
それこそ子の福祉に適わない」という決断に至りました。
ttp://www.mukaiaki.com/akiblog/?y=2007&m=04&d=12

私は、代理出産という方法で子を得るチャレンジをする決心をしたとき、
「絶対に、約束違反・ルール違反をせずに真っ向勝負をしよう。
将来、事の経緯をすべて子供に話して聞かせなくてはならないのだから」と、自分に誓った。
そして、これだけは絶対に崩すつもりはない。
しかし、法務局・法務省の勧める、
「高田とシンディの子として、出生届を提出する」というやり方は、
あきらかにシンディ夫婦との約束に違反し、
ネバダ州裁判所で受けた親子関係確定というルールにも違反することになる。

高田家としての結論は出さねばならない。
とにかく、「行政の勧める方法では、特別養子縁組をしない」。今はこれだけだ。
ttp://www.mukaiaki.com/akiblog/?y=2007&m=04&d=13


18 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:48:31 ID:zrNhRGVC0
■向井は一度も不妊治療の経験なし

向井にはガン発見時に宿っていた子を妊娠16週に堕胎せずに
自分の命を省みずあとせめて2ヶ月(7ヶ月を過ぎての早産が現在一番胎内にいたのが短いはず)
妊娠を継続して帝王切開・子宮摘出という選択肢もあった。
その選択肢の場合、向井自身の命のリスクは高くなったろうが、
産めなかったわけじゃない。

実際、向井の母も向井にその覚悟あるなら産め、と言ってた。

「極限の決断が求められる中、亜紀は『自分の人生を失っても小さな命を守りたい』と叫び続けた。
医師や親族がこぞって反対する中、たった一人亜紀の思いを支持したのは母・和。母は亜紀に問い掛ける。
「あなたの命なのだから、あなたに決める権利がある。でも、覚悟は出来ているのね…」。
母・和は亜紀の闘病中、一度も涙を見せることなく、娘の戦いを冷静に見守り続けた。」
ttp://www.tv-asahi.co.jp/mother/contents/100/105/


19 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:49:04 ID:zrNhRGVC0
「自分の命を電池に例えるのは、自分の生命に終わりがあるのを悟っていることですよね。
私が自分の子宮を摘出しなければならなくなったときは、
ひとつの命を終わらせてしまうなんてどうしてもできないと、ただ現実を拒否するだけの時間が長かったんです。
主人にも父親にも医師にも『自分の命をながらえなさい』と言われたんですが、
私は『どうしても産みたい』と言い続けていたんです。
ただ、母親だけにはこう言われました。

『もしあなたが自分の命をかけてまでこの子を産みたいのであれば、産みなさい。
私が育ててあげるから。でもあなたにそれだけの覚悟はあるの?』と。
その言葉を聞いて、私にはそこまでの覚悟が果たして本当にできているのか、と泣きながらも自問自答したんです。」
ttp://inochi.yahoo.co.jp/interview5/index.html

向井に限っては、自分の命を賭して産む選択もあったけどそれは放棄して
他人に自分の代わりに命を賭して産んでもらう選択をしたにすぎない。

自分の命>>>>>>(超えられない壁)>>>>赤ん坊の命>>>>(お金で買える壁)>>>>>代理母の命 という価値観。


21 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:50:35 ID:zrNhRGVC0
★ 代理母は、受精卵移植前も着床後もホルモン注射漬け ① 

■「会いたかった」 P80~81より
ご存知の通り、ピルは排卵機能を抑制する薬である。
服用をやめると、一般的にはその2日後に生理が始まり、お腹の中は一度リセットされる。
つまり、次の排卵へ向けて、卵巣も子宮も空っぽの状態になるわけだ。
私の場合、子宮がないのに目に見える生理は起きないが、
それでも、卵巣の働きはきちんと周期を作り出してくれているはずだった。
基礎体温表のカーブにも問題はなかった。

シンディと私は、アメリカと日本で、同じ日にピルを飲み、
同じ日に飲み終えて、お互いの生理周期を合わせてきた。

私の卵子を採りだし、受精させて、シンディの子宮へ移すためには、
私たちのお腹の中の状態がピタリとシンクロしていなければならないからだ。
30日の採卵へ向け、11日にはピルの服用を終了し、16日の検査直後から
「ルプロン」という排卵を起こさせないための薬を朝晩各1回、皮下注射し始める。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
2003年3月に新しい代理母候補としてシンディが決定し、
4月16日時点で「シンディとの周期合わせが整い」ということは
シンディは受精卵移植前の3月からホルモン剤漬け。
3ヶ月以上毎日2回ホルモン注射を打ちつづけさせられる。

代理母シンディの臀部はこのため妊娠中期に入っては
皮膚表面が硬くなり注射を打つのも一苦労になり、座るなどの動作にも痛みを伴うようになった。


22 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:51:17 ID:zrNhRGVC0
★ 代理母は、受精卵移植前も着床後もホルモン注射漬け ②

■もうひとつホルモン投与について 「会いたかった」P98より

シンディも安心してくれうだろう。迷惑をかけずに済んで嬉しい。
いや、もちろん、苦労はかけ通しである。私よりもっと痛い注射を朝晩打ってくれているのだ。

私の打っている排卵誘発剤は水性なので、注射器に力を込めればスッと入っていくが、
シンディの注射は油性ではちみつのようにドロッとしているので、相当痛いらしい。

サンドラは、ケラケラと笑って、「心配しないで。私、お尻が大きいから痛くないの。
ブンッって。まったく大丈夫なの」と、話してくれていたが・・・・・・。シンディはどうだろう。
もちろん、痛くないわけがない。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
お尻に打つということは筋肉注射である。
ただでさえ痛い筋肉注射で、粘性のある薬剤を入れる(=時間がかかる)んだから
「痛くないわけがない」どころの話ではないと思う。


23 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:52:00 ID:zrNhRGVC0
◆国内で公表されている代理出産の例は5例。
(すべて親族間で4例が実の姉妹、1例が義理の姉妹、1例が実母による代理出産)

いずれも分娩者の実子として出生届をだしたうえで、養子縁組)で代理出産を実施しているが、
姉妹間ではメンタル的な問題点が発生し、 また閉経後の実母による代理出産では出産後、
分娩者である実母はホルモンバランスを急激に崩し体調悪化のため
治療に1年のホルモン治療を必要としてことを公表している。

代理出産を試みた5ケースすべてが姉妹間によるもので、
出産までこぎつけた今回のケースを除くと、体外受精した受精卵が着床しなかったり、流産したりしたという。
今回のケースは、妊娠中の事故で子宮を失った姉夫婦のために30代の妹が代理母になっていた。
事前に1時間ほどの説明をしたという。根津院長のもとで移植して妊娠後、別の医療機関で出産したという。
根津院長は、代理母になった妹夫婦や姉夫婦と根津院長はその後、疎遠になっており、
家族関係もぎくしゃくしていることを明らかにしていた。
産んだ妹から1度、手紙を受け取った後、患者側の状態を把握できない状態が続いていたといい、
事実上、事後ケアができていなかった。
http://oak.zero.ad.jp/~zab22968/amove/ferti.html

「祖母が孫を産む」形の代理出産
がんで子宮を摘出した30代の女性の卵子と夫の精子による受精卵を、女性の実母
(50代後半)の子宮に入れて妊娠・出産させる代理出産を、2005年春に行ったことを、
長野県下諏訪町の諏訪マタニティークリニック・根津八紘(やひろ)院長が2006年10月15日、
都内で開いた記者会見で明らかにした。実母からみると、孫を代理出産したことになる。
ttp://www.asahi.com/life/update/1015/005.html

2006年10月21日付け朝日新聞「私の視点」 根津医師寄稿より抜粋 
法規制のない現状では、母娘間の代理出産が最適と考える。
私が手掛けた5例のうち4例は、姉妹や義理の姉妹だった。
最終的には喜んでくれていると思うが、 代理母側の生活が妊娠で制限されることなどによる「マイナートラブル」は、どの例でもあった。
母なら娘のために100%投入できる。


24 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:52:45 ID:zrNhRGVC0
根津ちゃんの流れ

姉妹間の代理出産を5例手がける 
   ↓
妊娠中の代理母の身体的拘束などからマイナートラブルがおきる。
子どもを分娩した姉妹に奪われるのではという恐れから
代理出産後、親族間がバラバラになるケースも。
   ↓
自分の子供や夫の面倒も見なければならない
出産適齢期の姉妹ではマイナートラブルがある。
子育てが終わってる実母ならその心配ナシ!
娘のために多少の苦痛や苦労も我慢してくれるはず!
   ↓
祖母が孫を生む代理出産。
1例成功するも出産後実母が体調を戻すのに時間を要するなどのトラブル、
また着床まで至らなかった例も。
   ↓
このままじゃ代理出産できるケースが少ないな、
血縁関係にこだわらず
ボランティアの代理母もいっちょ募集してみるか!
   ↓
応募してきたボランティア志願者40人
(ヌー即でアンケート内容をばらしてくれたスネーク奥含む)
に「たられば」満載のアンケート送付。
「国が代理母への補償制度を確立しないかぎり実施はしない」と逃げの一文もしっかり折りこみずみ。
   ↓
「たられば」ばかりの、志願者募集・アンケート結果をもって
日本学術会議で「日本にもこんなに代理母をやっていい人もういる、
なのに、国は自力で子供を産めない人のための希望をつぶすのか」とプロパガンダ 
   ↓
ところが、「命を落とす場合もある。そのときに家族は納得してくれるか」というアンケートに
同意して返信してきた代理母志願応募者はなんと0(ゼロ)!いきなり代理母公募案は頓挫 ←今ココ


25 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:53:27 ID:zrNhRGVC0
代理出産は着床率自体も、通常の自分の卵子をつかって行う体外受精妊娠とは違う。

代理母について
★Q)流産が多いようですがそれについてはどのようにお考えでしょうか?

根津 A)4例中1例が成功しましたが、通常の成功率から行くと3例は成功しなければならないところだとは思います。
ところが今回の場合は3例が逆にうまく行きませんでした。

しかし、症例を検討してみてもたまたまうまくいかなかったものが揃ったという印象です。
また免疫学的な問題について問題がないものと考えていますが、
ただ症例数が少ないので今のところは注意深く検証したり、
文献での調査を行ってるところです。
ttp://allabout.co.jp/children/sterility/closeup/CU20021103A/?FM=cukj&GS=sterility
(諏訪マタニティクリニック訪問記 より)

ロスアンジェルスで開業している不妊専門のマイケル・ファインマン医師は、
年間150件以上の体外受精と、150件以上の人工授精をおこなっている
ハンティントン・リプロダクティブ・センターの医師。
この施設のIVF の成功率は、20~29才で60%、31~39才は50%、
40才以降は20%以下と、年齢を平均しても40%ほど。

代理出産には、体外受精した卵子と精子を、
代理母の子宮に移植するジェステーショナル・サロゲートと、
代理母の卵子を使ってクライアントの精子を
代理母に人工授精するトラディショナル・サロゲートとがある。

この施設では、授精卵を移植するジェステーショナル・サロゲートの場合、
クライアントの卵子と精子の受精卵を使ったIVF の成功率は40%、
クライアントの精子と卵子提供者の卵子を使ったIVF の成功率は67%とか。
ttp://www.babycom.gr.jp/pre/funinn/base/62.html#

30代不妊治療者よりも低い代理出産の着床率では、少子化対策としては役に立たない。


26 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:54:11 ID:zrNhRGVC0
受精卵移植が前提になってきている代理出産にひそむ怖さ
★「卵子提供受けた高齢出産 大量出血など事例続出」

海外で他人から提供された卵子と夫の精子を使った体外受精によって妊娠した40~50代の女性で、
帰国後の出産時に大量出血や子宮摘出など重大なトラブルが起きていることが分かった。
学会や専門誌で報告された。卵子提供は卵子が若く妊娠しやすいとされるが、
高齢の母体で子宮などが対応できていないことも考えられ、医師らは注意を呼びかけている。
日本産科婦人科学会は卵子提供を認めていない。
海外で受ける人が増えていると見られるが、実態は分かっていない。

慶応大の久慈直昭講師(産婦人科)らは、
米国での卵子提供で双子を妊娠した41歳の女性で、帝王切開後の異常出血が止まらず、
7リットルを超える大量輸血が必要になったと報告した。
慶応大病院では過去4人の妊婦から米国で卵子提供を受けたと申告があった。
3人が出産に至ったが、やはり双子を妊娠した50歳の女性も帝王切開手術の後で子宮からの出血が止まらず、
子宮を摘出せざるを得なくなった。出血が著しかった2人に妊娠高血圧症などの合併症はなく、
普通の妊娠・出産では考えられない出血だったという。

一方、日赤医療センター(東京都渋谷区)は閉経後に米国で卵子提供を受けた57歳の帝王切開で8リットルを超える出血を経験。
女性は集中治療室で1週間の治療を受けたのち退院したと報告した。

米生殖医学会は指針で卵子提供者は21~34歳が望ましいとしており、
日本のあっせん業者もインターネットなどで「提供者は20代」と紹介する例が多い。
久慈さんは「子宮と卵子の年齢差が予想外の合併症を起こしているのかも知れない。
他人の卵子と精子による受精卵への免疫反応が原因との説もある。卵子提供は、医師に隠さず伝えてほしい」と言う。

また日赤医療センターの杉本充弘・産科部長は
「一般的な出産の出血は0.5リットル。中小規模の病院では8リットルを超す輸血は間に合わない。
50代以降の妊娠は技術的には可能でも、生命にかかわる事態となり得ることをよく考えるべきだ」
と言っている。
ttp://www.asahi.com/health/news/TKY200611040301.html


27 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:54:51 ID:zrNhRGVC0
妊娠は病気じゃないし安全が当たり前だから、代理母が死ぬことなどありえない?

◆出産時 大量出血など命の危険2300人
 04年推計250人に1人

出産時の大量出血などで母体に緊急治療が必要なケースが少なくとも年間2300件以上あり、
これに基づく推計で出産の250件に1件の割合に上ることが、日本産科婦人科学会周産期委
員会(委員長・岡村州博東北大教授)の調査で判明した。

妊産婦死亡については国の統計で10万人に6人とまれなことが知られていたが、
生命の危険にさらされる妊産婦が多数に及ぶことが初めて明確に示された。

調査は昨年、全国の同学会卒後研修指導施設と救命救急センターの計998施設に対して実施。
2004年に出産した妊婦で、妊娠出産に伴い、
重い意識障害や多臓器不全、脳出血、子宮破裂、肺そくせん、2000cc以上の大量出血など、
生命に危険があると判断した数と症状についてアンケートした。

335施設(回答率33・6%)からの回答を集計すると、妊産婦数は12万4595人で、
このうち生命に危険があったのは2325人。
回答施設には重症患者が集まる大規模施設が多く、
20人が出産時の大量出血、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)後の頭蓋(ずがい)内出血などで亡くなっていた。

この結果を、施設規模などを調整しながら、全国の出産数と妊産婦死亡数に当てはめると、
高度な救命措置が必要な妊産婦は、推計で年間約4500人、
約250人に1人の割合で発生していることになる。
(2007年2月17日 読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070217ik03.htm


29 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:56:11 ID:zrNhRGVC0
【読売新聞記事】 日時 2003 年 10 月 25 日
ttp://www.asyura2.com/0311/health7/msg/198.html 
代理出産で子供をもうけたのは、関西地方に住む日本人の夫(53)と妻(55)。
不妊治療を数回試みたが子供ができず、2001年に米カリフォルニア州の代理出産あっせん会社と契約。
アジア系米人女性から卵子提供を受け、夫の精子と体外受精した。
同州の州法では、代理出産の場合、
裁判所の判決が得られれば「依頼人夫婦を父母」とする出生証明書が発行される。

夫婦はこの出生証明書と出生届を在米日本総領事館に提出したが、
妻が50歳を超え、生殖年齢を超えていることから、総領事館は受理を保留。
法務省と協議したが、受理の可否を決定できない状態が続いている。

法務省民事局は
「今夏、夫婦が米裁判所から得た判決文を入手し 、 
 初めて代理出産の事実を知った。 
妻が出産していないことが明らかになった以上、受理は難しい」と説明している。
ttp://www.asyura2.com/0311/health7/msg/198.html

大阪50代夫婦はカルフォルニア裁判所の決定の元
医師が書いた依頼者を「母」とする出生証明書をそえて
自分が「母」である出生届けをだした。
分娩者が50代女性ということで出生届は「預かり」となり
確認のため行政がアメリカでの裁判記録を取り寄せ
結果、(卵子提供もされた)代理出産による出産ということが判明した。

(※カルフォルニア州や向井が代理出産を行ったネバダ州では
分娩者の権利放棄とあわせて養育の意思があるものを「親」とみなし、
遺伝上のつながりの有無に関わらず、代理出産依頼者を「親」として出生届発行命令をだせる。)

そして、その大阪夫婦の最高裁での不受理決定の結果をうけ
急ぎ向井は「個人情報を勝手にみられたら堪らない」と
ネバダ州裁判所の裁判記録を閲覧不可にする「ブロックをかけた」(←著書「家族未満」より)


30 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:56:45 ID:zrNhRGVC0
これ大事

◆生殖補助医療の在り方検討委員会
設置期間:平成18年12月21日~平成20年1月31日
http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/seishoku/index.html

長勢法務大臣及び柳澤厚生労働大臣より、 「生殖補助医療をめぐる諸問題に関する審議の依頼」
ttp://www.moj.go.jp/PRESS/061130-1.html

【 生殖医療検討で初会合 日本学術会議 】  2007年1月17日(水)
 日本学術会議は17日、不妊の夫婦が第三者の女性に子どもを産んでもらう代理出産の是非など、
生殖補助医療の在り方について話し合う検討委員会の初会合を開いた。

 検討委は約1年間、代理出産の医療上の問題や、
生まれた子どもの法律上の地位などを中心に議論。
政府は検討結果を踏まえ、法整備の必要性について検討するとしている。

 代理出産をめぐっては、不妊の夫婦が子を持つ権利を保障する手段だとして支持する声がある一方、
「生まれてくる子の福祉が確保できない」との反対意見も根強い。
法務省は現在「出産した女性が母親」との見解。

 米国人女性に代理出産を依頼したタレント向井亜紀さん夫婦の例や、
長野県の医師が、がんで子宮を失った娘に代わり50代の母親に「孫」を代理出産させた例などが
社会的関心を集めたのを受けて法務、厚生労働両省が昨年11月、同会議に生殖医療の在り方について審議を要請した。
ttp://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070117010006191.asp
ttp://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/01/17/20070117010006191.html


31 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:57:20 ID:zrNhRGVC0
●代理出産は不妊治療ではなく、「高度生殖医療技術」

「代理母やAIDを使っての生殖は、
そのカップルの不妊の治療にはならないではないか。
なぜなら、彼ら二人の不妊性はそのまま残るかである。」

(ヤンソン[1989:108])
http://www.mukaiaki.com/cgi-bin/bbs/details.cgi?id=901

●不妊治療から高度生殖医療技術へ の歩み

1983 [豪] 提供卵による世界初の体外受精児誕生(Silver, 1997=1997: )
1983 [日] 東北大,鈴木により国内初の体外受精児誕生。
1986 [豪] 凍結卵による世界初の体外受精児誕生。しかし卵の凍結は損傷が激しく,成功例は少ない。
       他に87年に独で1例。凍結精子とICSI法の組み合わせで1997年に伊と米で誕生。
       (出口, 1999: 41-2),(Andrews, 1999=2000: 254)
1986 [米]  代理出産[HM] HMによる初の商業的代理出産
1990 [日] 日本人夫婦4組がアメリカの代理母斡旋業者の元で子を得ていたことが発覚(山海谷, 1991c: 60)。
http://www.ritsumei.ac.jp/~gr018032/database/seishokukeifu.htm

世界初の商業的HM(ホストマザー)型代理出産児がようやく成人したぐらい。
アメリカでは出生のしかたからくるアイディンティクライシスにより自殺した代理出産児もでている話もある。

また、体外受精児の出生後の健康・心身発達に関する調査は2007年度に
厚生省が実地すると発表したばかりであり、
高度生殖医療技術が出生した子に及ぼす影響はいまだ未知数である。


32 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:57:59 ID:zrNhRGVC0
体外受精児が男児出産していた 国内初か
2007/05/27 15:37

東北大病院で1984年に体外受精によって生まれた女性が、
2003年に自然妊娠で男児を出産していたことが27日分かった。
体外受精児の出産としては、国内初とみられるという。

 体外受精を手がけた鈴木雅洲スズキ記念病院長(東北大名誉教授)は
「成育は順調で、体外受精で生まれても悪影響がないことの一つの証拠となる」と話している。

 鈴木院長によると、女性は国内で3番目の体外受精児として生まれたが、
19歳だった03年8月、東北地方の医院で2726グラムの男児を出産した。
国内初の体外受精児として生まれた女児は2歳の時に肺炎で死亡、
2例目の女児はまだ出産していないという。

体外受精の安全性をめぐっては、厚生労働省が本年度から、
体外受精児の発育状況などを6歳まで追跡する初の調査に乗り出すことを決めている。
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/53913/


33 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:59:00 ID:zrNhRGVC0
体外受精をした場合に発生率が跳ね上がる母体へのリスク。
代理出産の場合、そのリスクを負うのはもちろん代理母。依頼者は安全地帯での傍観者である。

■「リスク告げるべき」体外受精、妊娠異常多い (2007/04/16)

 体外受精による妊娠は、胎盤や臍帯(さいたい)(へその緒)に異常が発生する頻度が
自然妊娠を大幅に上回るとの調査結果を、聖路加国際病院(東京)の酒見智子医師らがまとめた。
京都市で開催中の日本産科婦人科学会で16日、発表する。

 それによると、胎盤が子宮から早くはがれてしまい、
胎児に危険が大きい「胎盤早期はく離」は自然妊娠の約5倍。
(中略)
 胎盤早期はく離は自然妊娠の0・53%に対し体外受精では2・56%。
通常は子宮の上部にある胎盤が下の方にできてしまう「前置胎盤」は、同0・57%に対し5・64%。
へその緒が胎盤ではなく、卵膜につく「臍帯卵膜付着」という異常は、0・53%に対し5・67%だった。

 体外受精の妊婦の方が高齢のため、その影響もあり得るが、
年齢差を補正して分析しても異常は体外受精の方が多かったという。

 妊娠異常をめぐっては米疾病対策センターが今年3月、約16万人の調査で、
体外受精では胎盤早期はく離の割合が自然妊娠の約4倍との結果を発表。
酒見医師は「日本もほぼ同じ傾向であることが今回示された」と話している。
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/47827/


34 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 09:59:56 ID:zrNhRGVC0
スレ パート32より
■双子の出生届、国籍取得問題について①

海外で生まれた子供の出生届の提出期限は、生まれた日も含めて3ヵ月以内です。
期限を過ぎると受け付けられません。

日本は「父母両系血統主義」ですので、子供が生まれたときに父または母が日本人であれば日本国籍を取得します。
米国は「生地主義」を採用していますので、通常、米国内において生まれた子供は米国籍を取得します。

したがって、上記双方の要件を満たしている場合には日米二重国籍となります。しかし、この場合、
日本側(大使館・総領事館、市区町村役場)に生まれた日から数えて3ヶ月以内に
日本国籍の留保意思を表示して出生届を届け出なければ出生時に遡って日本国籍を失います。
つまり、米国籍のみとなります。

なお、婚姻をしていない日本人父と外国人母との間に生まれた子については、
母の胎内にいる間に日本人父から認知(胎児認知)されている場合には出生によって日本国籍を取得しますが、
出生後に日本人父が認知した場合には、出生のときに法律上の親子関係があったことにはなりませんので、
原則として、出生によっては日本国籍を取得しません。
ttp://www.us.emb-japan.go.jp/j/html/todoke/shusshou.htm

最高裁での決定がでるまでは「係争中」ということで
出生届の提出期限が延長されていたいんだけど、
最高裁の決定がでた日から14日以内の「シンディを母とした」出生届を提出しなかったので、
今後も国際養子縁組をしない限り高田家の戸籍に双子をいれることはできません。

本来なら既婚者である外国人母の子である双子は
高田とも法律上の親子関係があるとは認められないので
日本国籍取得もできないんだけど、
代理出産契約を出生前の認知(胎児認知)とみなし
父:高田 母:シンディ として出生届を提出するなら双子の日本国籍も認めましょう、って
恩情措置だったんだけど
それも向井は「アテクシが母じゃないなら出さないわ、ムキー!」と蹴りやがった。


35 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 10:00:32 ID:zrNhRGVC0
つづき ■双子の出生届、国籍取得問題について②
双子が成長して日本国籍を取りたくなった場合はどうしたらいい?

ひとつの方法としては、アメリカ国籍から日本国籍の帰化申請をする。

もうひとつはできるかどうか分からないが

・国籍の再取得 申請
「出生届」が法定期間内(3ヶ月以内)に提出されなかった場合、
日本国籍を喪失したお子様に対して、「国籍法第17条1頁」の規定により、
「国籍の再取得」の手続をとることができます。

これは、日本国籍を喪失したお子様が20歳未満で、
日本国内に住所を有するとき(留学や親族訪問等の一時帰国ではなく、日本に生活基盤を設けること)には、
法務大臣に届け出ることによって日本国籍を再取得することができるというものです。

この「国籍の再取得」につきましては、日本に帰国した後、
住所地を管轄する法務局又は、地方法務局の長を経由する必要がありますので、
管轄の法務局、または、地方法務局の国籍担当者に相談して下さい。
ttp://www.chicago.us.emb-japan.go.jp/con_birth_j.html

ただ、これをやって双子が日本国籍を有することができても
日本の民法(での過去の判例からの「母」の定義の解釈)上
向井が「母」となるわけではない。

そもそも、一度日本での出生届提出を拒んだ、既婚者の外国人母が産んだ
日本人父の婚外子は、いくら胎児認知が認められているとはいえ、
日本国籍の再取得が認められるかどうか・・・。

どっちにしろ、いろいろと弁護士を交えて
法務局の中の人の手もたくさん焼かせないとできない案件ですね。 
向井の「ワガママ」だけのために。


36 :可愛い奥様:2007/12/27(木) 10:01:12 ID:zrNhRGVC0
根津が代理母志願者に返信したアンケート内容。
(ヌー即スネーク奥あてにpdfでおくられてきたものを書き起こし。)

代理母アンケート
設問
例えボランティアと言えども、代理出産をお引き受けくださる方の為の補償制度
(病気、後遺症、死亡等に対する)を、先ず確立してからスタートしなければならないと考えております。
補償制度が出来ているという前提で、以下の設問にお答えください。

1 御主人はおられますか。 (はい・いいえ)
2 お子さんはおられますか (はい・いいえ)
◎上記2問とも、はいの方は以下にお答えください。
3 御家族の同意は戴いておりますか (はい・いいえ)
  1)御主人の同意   (はい・いいえ)
  2)貴女の御両親 (御存命・御他界)
   御存命の御両親の同意 (はい・いいえ)
  3)御主人の御両親 (御存命・御他界)
   御存命の御両親の同意 (はい・いいえ)

4 代理出産をお引き受けされた場合、経済的支援が無くても生活できますか。(はい・いいえ)

5 代理出産は普通の妊娠と同じく時として危険を伴ないます。

1)もし、妊娠・出産にて病気となった場合、御家族は充分協力してくださる体制にありますか。(はい・いいえ)

2)もし貴方が亡くなるようなことがあっても御家族は納得できますか。 (はい・いいえ)
注:御家族の内、反対の方が一人でもおられれば、いいえとしてください。

6 出産に関しては、当院で対応したく存じます。その際数ヶ月、家を空けることが可能ですか。(はい・いいえ)

御協力有難う御座いました。

PR
某巨大掲示板【育児】板、街頭スレッドのテンプレ
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/baby/1187220676/





【学術会議】狙われる子宮たち:代理出産5【審議】



1 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:31:16 ID:+ZQBNlD6
代理出産についてよく知らない人は先ずこれを読んでね。
週刊女性セブン 1991年7月18日号
あなたの子供、私が生んであげます。
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/article/dairibo.htm
週刊女性セブン 2004年2月5日号
独占告白 注目の出産の一部始終を語った!
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/interview/dairibo.htm
週刊朝日 2006年11月3日号
「美談」ではすまない代理出産ビジネスの実態
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/article/dairibo0610.html
第6回 取材の裏側② 複数対象取材の難しさ-「代理母」リポートの場合(前編)
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/school/column006.htm
第7回 取材の裏側② 複数対象取材の難しさ-「代理母」リポートの場合(後編)
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/school/column007.htm
第10回 取材の裏側④  代理母インタビューの真実
ttp://www.globe-walkers.com/ohno/school/column010.htm
提供卵子・代理出産の依頼人の話
ttp://www.ifcbaby.net/n_voice/voice_etc/voice_proxy_4.html

前スレ
【実母は】狙われる子宮たち:代理出産5【分娩者】
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/baby/1177126456/
過去スレ・詳細は>>2-25辺り


2 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:32:18 ID:+ZQBNlD6
過去スレ

【実母は】狙われる子宮たち:代理出産4【分娩者】
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/baby/1174859965/l50
狙われる子宮たち:代理出産3
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/baby/1168993064/
【発端は】狙われる子宮たち:代理出産【向井亜紀】(2)
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/baby/1161054052/
【向井亜紀】産んだら用済み:高裁判決【代理出産】(1)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/baby/1159686792/

「代理出産」関連 各スレッド過去ログ
http://makimo.to/cgi-bin/search/search.cgi?shw=100&q=%91%E3%97%9D%8Fo%8EY&andor=AND&sf=2&H=&all=on&view=table
「向井亜紀」関連 各スレッド過去ログ
http://makimo.to/cgi-bin/search/search.cgi?shw=100&q=%8C%FC%88%E4%88%9F%8BI&andor=AND&sf=0&H=&all=on&view=table


3 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:33:11 ID:+ZQBNlD6
代理出産 過去の事例

アメリカ
・麻薬依存歴のある女性が姉のために代理母を引き受けたが、
 産まれてきた子どもHIV保持者だったため、依頼者代理母ともに引き取りを拒否。
・代理母が男児女児の双子を出産、依頼者は女児のみを引き取ったため、代理母が双子の親権を求めて裁判を起こした。
・依頼者の女性が実はが性転換者だったのを隠していたことが代理出産後判明、
 代理母が養育権を求め裁判へ。 のちに代理母がホームレスになり、子は施設へ。
・心臓疾患を患っていた女性が代理母となり妊娠8ヶ月で死亡。事前の健康調査では見落とされていた。
・独身男性が代理母に出産させ子を引き取るが、6週間後に虐待死させる。

欧州
・妻の死後,保存されていた凍結受精卵を夫の妹がHM代理出産。倫理的でないと問題となる。(伊)
・代理母(ボランティア。休職の補償として金銭譲与あり)は
 オランダからの依頼人夫妻に不信感を抱き中絶を伝えたが後に嘘と判明。
 出産した男児の受け渡しを拒否した。(英)


4 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:34:02 ID:+ZQBNlD6
日本で行われた代理出産の例

代理出産を試みた5ケースすべてが姉妹間によるもので、
出産までこぎつけた今回のケースを除くと、体外受精した受精卵が着床しなかったり、流産したりしたという。

今回のケースは、妊娠中の事故で子宮を失った姉夫婦のために30代の妹が代理母になっていた。
事前に1時間ほどの説明をしたという。根津院長のもとで移植して妊娠後、別の医療機関で出産したという。

根津院長は、代理母になった妹夫婦や姉夫婦と根津院長はその後、疎遠になっており、
家族関係もぎくしゃくしていることを明らかにしていた。
産んだ妹から1度、手紙を受け取った後、患者側の状態を把握できない状態が続いていたといい、
事実上、事後ケアができていなかった。
http://oak.zero.ad.jp/~zab22968/amove/ferti.html

「祖母が孫を産む」形の代理出産
がんで子宮を摘出した30代の女性の卵子と夫の精子による受精卵を、女性の実母
(50代後半)の子宮に入れて妊娠・出産させる代理出産を、2005年春に行ったことを、
長野県下諏訪町の諏訪マタニティークリニック・根津八紘(やひろ)院長が2006年10月15日、
都内で開いた記者会見で明らかにした。実母からみると、孫を代理出産したことになる。
ttp://www.asahi.com/life/update/1015/005.html


5 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:34:52 ID:+ZQBNlD6
ヤフアンケート米(1/3)
詳しくは言えませんが代理出産の当事者知ってます。身内の圧力って本当に恐ろしい・・・
旦那の方に頼まれたら未だ断れるけど
自分の身内だと「○○が可哀相だと思わないの」って親から始まり親族総出で圧力掛け捲り。
○○の旦那側の身内に迄泣き落としされてそれでも断ったら 「縁を切る」
06/10/18(水) 午後 3:18 [ 当事者 ]

それでも断ると今度は医療関係者からの説得。とうとう知り合いは・・・
「離縁されたら自分の子供から祖父母を取り上げてしまうから」と言っていたけど
私は「それでも良いじゃん。断りなよ」としか言えなかった。
孫から祖父母を取り上げる自分は我侭で、○○の頼みを聞けない出産出来る体を持つ自分は自己中でと、
悩み過ぎて鬱になり判断能力も失いとうとう引き受けた。
知り合いの旦那さんも悩み過ぎて円形脱毛症と摂食障害になった。
06/10/18(水) 午後 3:22 [ 当事者 ]

そして数回目の体外受精で妊娠成立。
移植前後に受ける黄体ホルモンの投与で家事も育児も出来ない程体の調子を可笑しくして、
当然順調だった排卵と生理も無理矢理止めるから余計にホルモンバランス崩れもうボロボロ。
妊娠したらしたらで親戚総出で妊娠生活について口を挟む。
「あれダメこれダメ。変な子出て来たらお前の責任」と言われ、強制寝たきり。
自分の子はほっときっぱなし。旦那さんが仕事をバイトに変えて家事育児を担った。
06/10/18(水) 午後 3:27 [ 当事者 ]


6 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:36:11 ID:+ZQBNlD6
ヤフアンケート米(2/3)
子供達は「ママのお腹の子は他所の子」と混乱し児童精神科医に掛かる状態。
それでも日に日に大きくなっていくお腹の赤ちゃんに愛情が生まれ
「元気に生まれておいで「ママ」は待ってるからね」と毎日話し掛ける日々。
毎日家に○○や母親達が押し掛けて来ていたけれど。
そんな中で出産。赤ちゃんは1度も知り合いに抱かれる事なく ○○の元へ。
飲んでくれない母乳を助産婦さんに絞って貰い3人目の出産だった為子宮収縮の痛みも酷く
母乳を強制に止める薬を飲み子宮収縮の薬を飲みそれでも最低5日は入院しないとならず。
06/10/18(水) 午後 3:37 [ 当事者 ]

他のお母さんが我が子を抱いている姿をどうしても目にしてしまい
他所の赤ちゃんの泣き声もどうしても耳に入って来て・・・・
妊娠中鬱の薬を飲めなかったのも有ったらしく鬱が酷くなり自殺未遂。
幸い病院内だったから発見も処置も早く助かったけれど。そして知り合いの心は今も壊れたまま。
自分の身内とも結局疎遠になり唯一の救いは自分の旦那の身内。
大反対し一時疎遠になったけれど今彼女の傍で壊れた心のフォローをしています。
06/10/18(水) 午後 3:41 [ 当事者 ]

彼女は「してもしなくても結局自分の身内と疎遠になったのなら赤ちゃん渡さなければ良かった。
あの子は私の子。今も私の子。受精卵は自分と夫のではないけれど卵から人間に孵して自分の血肉を注ぎ込み大きくしたのは私。
あの子は私の声を聞き私の感情を感じ私の愛情を受けていた。
あの子の記憶の中の何処かに私の存在が絶対に有るはず」と言っている。
彼女の心が早く元に戻ってくれる様今はただただ願うばかりです。
06/10/18(水) 午後 3:47 [ 当事者 ]


7 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:37:26 ID:+ZQBNlD6
ヤフアンケート米(3/3)
ちょっと興味深いのが悪阻でした。本当に酷かった。
重度の妊娠悪阻でケトン体が+4。2ヵ月入院しました。信じられない事に9キロの体重減。
助産師さんが
「仮定の話として。悪阻は一説では母体が胎児を異物と見做し発生すると言われている。
今回は自分の卵子で無かった事から考えて母体側が強く胎児を拒否したのかもしれない。
ただ悪阻のメカニズムでさえ研究者で説が分かれている程原因はまだ分かっていない物だからね」と。
06/10/18(水) 午後 4:02 [ 当事者 ]

助産師さんの話続き。
「悪阻でさえ未知の部分なのに他人の卵子を他人の子宮に入れる事はもっと未知の世界。
胎児が成長して行く時臍帯と羊水は欠かせない物だけれどこれは子宮の持ち主が提供する物。
卵子と子宮の不適合は発生しないのだろうか?
そして母体から幾つもの抗体が胎児に行く。受精卵だけで育つわけではない。
これで本当に実子と言えるのか。受精卵上は他人でも細胞レベルの話になれば母は子宮の持ち主になる。
代理出産は妊娠と出産のメカニズムが完全に解明されていない以上本当にして良い事なのだろうか」
06/10/18(水) 午後 4:11 [ 当事者 ]

神無月さん、言葉が見つからないさん、Noさん、どうも有難う御座います。
彼女は「生める体に生まれてしまった自分が1番悪い」という思いから未だ抜け出せずに居ます。
「生める体だったから上の子達に恵まれて、そして何時か3人目の子に会える日が来るよ」としか私は言えないで居ます。
彼女が何時もの元気な彼女になる様祈る事だけしか出来ないでいます。
彼女のお子さん達も未だに「ママのお腹に居た赤ちゃん何処行っちゃったの」と混乱状態は続いてます。
06/10/18(水) 午後 4:21 [ 当事者 ]

naokoさん>報道されているのと実際は違います。
本人特定をされない為に若干弄くりましたが肝心な事はきちんと書きました。
どう思われても良いですが「代理母」とそれ迄接点の無かった彼女がいきなり当事者にさせられてしまっただけの話です。
もし良かったらnaokoさん代理母して下さいますか?○○さんは2人目を望まれてて代理母を探しているそうですよ。
06/10/18(水) 午後 4:55 [ 当事者 ]


8 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:38:27 ID:+ZQBNlD6
「卵子提供受けた高齢出産 大量出血など事例続出」

海外で他人から提供された卵子と夫の精子を使った体外受精によって妊娠した40~50代の女性で、
帰国後の出産時に大量出血や子宮摘出など重大なトラブルが起きていることが分かった。
学会や専門誌で報告された。卵子提供は卵子が若く妊娠しやすいとされるが、
高齢の母体で子宮などが対応できていないことも考えられ、医師らは注意を呼びかけている。
日本産科婦人科学会は卵子提供を認めていない。
海外で受ける人が増えていると見られるが、実態は分かっていない。

慶応大の久慈直昭講師(産婦人科)らは、
米国での卵子提供で双子を妊娠した41歳の女性で、帝王切開後の異常出血が止まらず、
7リットルを超える大量輸血が必要になったと報告した。
慶応大病院では過去4人の妊婦から米国で卵子提供を受けたと申告があった。
3人が出産に至ったが、やはり双子を妊娠した50歳の女性も帝王切開手術の後で子宮からの出血が止まらず、
子宮を摘出せざるを得なくなった。出血が著しかった2人に妊娠高血圧症などの合併症はなく、
普通の妊娠・出産では考えられない出血だったという。

一方、日赤医療センター(東京都渋谷区)は、
閉経後に米国で卵子提供を受けた57歳の帝王切開で8リットルを超える出血を経験。
女性は集中治療室で1週間の治療を受けたのち退院したと報告した。

米生殖医学会は指針で卵子提供者は21~34歳が望ましいとしており、
日本のあっせん業者もインターネットなどで「提供者は20代」と紹介する例が多い。
久慈さんは「子宮と卵子の年齢差が予想外の合併症を起こしているのかも知れない。
他人の卵子と精子による受精卵への免疫反応が原因との説もある。
卵子提供は、医師に隠さず伝えてほしい」と言う。

また日赤医療センターの杉本充弘・産科部長は
「一般的な出産の出血は0.5リットル。中小規模の病院では8リットルを超す輸血は間に合わない。
50代以降の妊娠は技術的には可能でも、生命にかかわる事態となり得ることをよく考えるべきだ」と言っている。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200611040301.html


9 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:39:33 ID:+ZQBNlD6
代理出産システムの各国の状況
http://agnos.blog16.fc2.com/blog-entry-13.html


代理出産を基本的に禁止している国
フランス、イタリア、ドイツ、オーストリー等
その内、AIdも禁止している国
フィンランド、ノルウェー、スエーデン等
スェーデンでは過去に匿名の精子提供者を子供が知る権利認めている。
営利目的の代理出産と仲介を禁止しペナルティがある国
イギリス
一部の地域で代理出産を禁止している国
アメリカ等
因にアメリカで50州の内、46州で禁止、わずか4州でのみボランティアによる代理母を容認。
代理母を禁止していない国
韓国、インド
インドでは代理出産の費用が英米に比べ3分の1程度で済むため海外から代理出産に訪れる人も多い。 代理母への謝礼は2800ドルから5600ドル程度だが、一人当たりの年間の国民所得が500ドルのインドでは数年分の年収に当る。
またインドでは毎年、10万人の妊産婦が死亡している。←コレが一番ショックだった。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200604251411122


10 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:40:18 ID:+ZQBNlD6
政府の動き

代理出産「政府全体で検討が必要」 柳沢厚労相
2006年10月17日10時52分
柳沢厚生労働相は17日の閣議後の記者会見で、代理出産について
「これを支持する世論も見られるようになった」との認識を示し、「政府として
世論の帰趨(きすう)を見極めながら、これからどうしていくか方針の検討は
必要になるだろう」と述べた。
代理出産をめぐっては、厚労省の生殖補助医療部会が03年に、代理出
産を禁じる報告書をまとめている。柳沢厚労相はこの報告書に固執すること
なく、代理出産を認めることも選択肢に含めて議論し直す考えを示した。
また、「親子関係など身分法上の問題もある」として、法務省を含め政府
全体で検討していく考えを明らかにした。
http://www.asahi.com/life/update/1017/005.html

「政府も検討進める」代理出産の法整備で官房長官
塩崎恭久官房長官は16日の記者会見で、代理出産の法整備について
「大変重要な問題だ。いま、政府として一つの方向性はないが、政府としても
検討を進めたい」と述べた。将来的な法整備を含めた基準づくりの検討を行う
考えを示したもの。
代理出産については、女性を出産の道具として利用すべきではないとの批判
や、家族関係が複雑になるといった指摘が強く、平成15年に厚生労働省の
生殖補助医療部会が罰則付きで禁じるべきだとの報告書をまとめたほか、日
本産科婦人科学会も代理出産を禁止する指針を定めたが、法制化には至っ
ていない。
ただ、医療技術の進展に伴って代理出産への関心は高まってきており、専門
家などから法整備を急ぐよう求める声が挙がっている。(10/16 22:51)
http://www.sankei.co.jp/news/061016/sha028.htm




11 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:40:52 ID:+ZQBNlD6
「生命倫理と生殖技術について考える超党派勉強会」
ttp://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/person/interview/061127_noda2/index1.html

会長   清水嘉与子(自民)ttp://k-shimizu.blog.ocn.ne.jp/diary/2006/10/post_30cb.html
事務局長 野田聖子(自民)
山際大志郎(自民)ttp://www.yamagiwa-daishiro.jp/top.html
小宮山洋子(民主)ttp://www.komiyama-yoko.gr.jp/komiyama.htm
         ttp://www.t3.rim.or.jp/~komiyama/cgi1/sunbbs2.cgi
田村謙治(民主)ttp://www.election.ne.jp/10014/archives/0004322.html
江田五月(民主)ttp://www.eda-jp.com/katudo/2006/10/26.html

生命倫理と生殖技術について考える超党派勉強会第5回を開催。
 今回はタレントの向井亜紀さんを講師に迎え、「代理母」問題 につき意見交換。
ttp://www2.ezvoice.org/cgi-bin/maglog/maglog.cgi?date=2006.11.02
ttp://k-shimizu.blog.ocn.ne.jp/diary/2006/10/post_30cb.html(向井同席写真あり)
ttp://www.eda-jp.com/katudo/2006/10/26.html(向井同席写真あり)

過去の勉強会における講義内容
 ・「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律について」 
          文部科学省研究振興局生命倫理・安全対策室長 石井康彦氏
 ・「諸外国における生殖技術関連法と日本の課題」
 および、「諸外国における生殖技術法」
          株式会社科学技術文明研究所所長 米本昌平氏
 ・「冷凍保存された精子を用いて男性の死亡後に行われた
 体外受精により出生した子と当該男性との親子関係に 関する最高裁判決」
 および「生殖補助医療により出生した子の親子関係に 関する法整備についての検討状況」の説明
          法務省事務局
 ・「死後生殖と親子関係」 をめぐる立法政策論について
          国立国会図書館調査及び立法考査局


12 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:41:29 ID:+ZQBNlD6
【民主党が代理出産容認】

生殖補助医療(不妊治療)の在り方について検討している民主党作業チームは、
妻が病気で子宮を失った夫婦など医学的・身体的理由に限り、代理出産を認めるとの中間報告をまとめた。

中間報告では、家族関係が複雑になるとして親族が代理母になることや、
妻の高齢を理由とした代理出産を禁止した。安全性を確保するため、実施できる医療機関を限定。
違反した場合の罰則規定を設ける。第三者の倫理審査機関が実施の可否を審査するなど、
厳しい条件を課している。

作業チームの西村智奈美座長は「国内で代理出産を禁止しても、
希望者は海外で代理出産を行うため、限定的に容認することにした」と話している。

東京高裁が今年9月、タレントの向井亜紀さん夫婦が代理出産で
もうけた子どもの出生届の受理を東京都品川区に命じたのを受け、
同党作業チームが代理出産を中心に生殖補助医療の在り方を検討してきた。
来夏までに最終報告をまとめる。
(2006年12月22日 読売新聞)

ttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061222ik07.htm



13 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:43:27 ID:+ZQBNlD6
パート3より

33 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2006/10/17(火) 23:19:33 ID:VGEEIsDg
卵子と子宮の相性を心配されている方がいましたが…実際心配してしかるべきです。
サロゲートマザーの歴史は長くとも別人の卵子を戻して妊娠出産するホストマザーは
生まれた子どもが生殖年齢にすら達していませんので、ある意味まだ実験段階とも
いえるのです。子宮の持ち主のRNAやミトコンドリア、子宮内の血流等も胎児の成育
に深く関わっていることが研究されてきています。別人の子宮を使うことの問題性が
後になって見つかる可能性もあります。06/10/17(火) 午後 11:02 [ クリムト ]
ヤフのアンケート米から拾ってきたけど・・・
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
未知の異常の可能性とか、まだわかんないことがいっぱいあるって・・・

39 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2006/10/18(水) 11:58:27 ID:WZ8KVQ8k
>>33
1983 [豪] 提供卵による世界初の体外受精児誕生(Silver, 1997=1997: )
1983 [日] 東北大,鈴木により国内初の体外受精児誕生。
1986 [豪] 凍結卵による世界初の体外受精児誕生。しかし卵の凍結は損傷が激しく,成功例は少ない。
       他に87年に独で1例。凍結精子とICSI法の組み合わせで1997年に伊と米で誕生。
       (出口, 1999: 41-2),(Andrews, 1999=2000: 254)
1986 [米]  代理出産[HM] HMによる初の商業的代理出産
1990 [日] 日本人夫婦4組がアメリカの代理母斡旋業者の元で子を得ていたことが発覚(山海谷, 1991c: 60)。
http://www.ritsumei.ac.jp/~gr018032/database/seishokukeifu.htm

最初の体外受精児が23歳と生殖年齢に入ってきたところで、
世界初の体外受精児ルイーズさんの妊娠出産が話題になった。

HM(ホストマザー)型代理出産児が思春期ぐらい。



14 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:45:03 ID:+ZQBNlD6
代理出産は果たして不妊治療なのか?

「代理母やAIDを使っての生殖は、

そのカップルの不妊の治療にはならないではないか。

なぜなら、彼ら二人の不妊性はそのまま残るかである。」

(ヤンソン[1989:108])

http://www.mukaiaki.com/cgi-bin/bbs/details.cgi?id=901


15 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:45:54 ID:+ZQBNlD6
>>5-7補足

当事者の話が真実だと言う証拠は?反対してる人が作るってことはないの?
あまりにも作りすぎてる感じがしたけど。可哀そうなんて思えない。
06/10/18(水) 午後 4:40 [ naoko ]

もし仮に嘘だったとしても、当事者さんがお書きになった状況は、実際に起こるであろうと
想像できますね。そして、仮にシチュエーションが嘘だったとしても、とても嘘とは思えない
のが、助産師さんの言葉。「異物」これはそうでしょうね。実際、免疫等の不適合などが
他人のDNAであった場合、胎児に起こりやすいという説もあるようですし。本来ならば、
その免疫等を赤ちゃんにあげる母親と、そのDNAは半分は一緒だから、起こりにくいが、
全くの他人の場合だと、起こりやすいとか…。人間はDNAだけで発生するわけでも、お腹
の中で成長するわけではない。そこが未知の領域である以上、例え代理母を依頼する側
と引き受ける側とが同意していても、諸手を挙げて賛成するわけには行きません。なぜなら、
それらの不都合を蒙るのは全て、生まれてくる子供なのですから。
06/10/18(水) 午後 4:53 [ 香 ]

naokoさん>報道されているのと実際は違います。本人特定をされない為に若干弄くりま
したが肝心な事はきちんと書きました。どう思われても良いですが「代理母」とそれ迄接点の
無かった彼女がいきなり当事者にさせられてしまっただけの話です。もし良かったらnaokoさん
代理母して下さいますか?○○さんは2人目を望まれてて代理母を探しているそうですよ。
06/10/18(水) 午後 4:55 [ 当事者 ]

568 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2006/10/18(水) 23:32:07 ID:kTxnkDPQ
「当事者」の話、4、5年前の学会誌だったか論文紹介雑誌だかに出てたよ…
それをパクっただけなのか、あるいは本当に関係者なのかはわからんが。
そのレポートと前後して、実兄の精子を実妹に人工受精しての代理出産、という
のけぞるようなキモい話も出てた。
リポーターの名前は宮淑子。信頼できる仕事してるみたいだから
あながちいい加減なことをでっち上げたりするとも思えない。
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1161060360/568


16 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:46:28 ID:+ZQBNlD6
>>4の 
【「祖母が孫を産む」形の代理出産】補足

327 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:2006/10/26(木) 18:20:56 ID:v5UHxBbp
根津のとこで代理母して孫産んだ祖母も
閉経してたから妊娠できる体にするためにばんばんホルモン注射して着床、
出産後ガクッとホルモンバランス崩れて更年期障害が強くでて
治療に1年かかっただよね。

触れてはいないけど
産前産後がそんななら妊娠中も
そうとう具合が悪かったろうね。

健康な出産適齢期の代理母だって
同じようにホルモン注射毎日して着床するようにもっていく。
そんなところからスタートして妊娠・出産だから
当然自然妊娠のときとは妊娠中の体調だって比較にならないと思う。
そういうことをマスコミは報道しなさすぎ。



17 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:47:10 ID:+ZQBNlD6
さらに補足

2006年10月21日付け朝日新聞「私の視点」より抜粋

法規制のない現状では、母娘間の代理出産が最適と考える。
私が手掛けた5例のうち4例は、姉妹や義理の姉妹だった。
最終的には喜んでくれていると思うが、
代理母側の生活が妊娠で制限されることなどによる「マイナートラブル」は、どの例でもあった。

母なら娘の為に100%投入できる。
50代の妊娠出産は確かに前例がなく未知の領域だが、
年令に寄るリスクを伴うという意味では高齢者のスポーツや登山と同じ。

人間ドックを受けてもらうなど、必要な健康チェックはしたつもりだ。
そもそも医療とは、言い方は悪いが人体実験のようなものを、
あらゆるリスクを想定しながら積み重ねていって治療法を確立していくものだ。

一万人に一人くらい亡くなる妊娠出産のリスクが、
年齢によって千分の一くらいに高まるかも知れないぐらいのことは説明した。
母親本人は当初から「命がけでも」と訴えており、説明後も気持ちは変わらなかった。


18 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:48:26 ID:+ZQBNlD6
191 名前:名無しさん@七周年[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 22:38:57 ID:ScJTMXnM0
ちょっと各国の代理出産における法律上の母の規定について調べてみた。
正確性については保証しない。

●代理出産を認める国(州)
アメリカ統一指針・・・契約による。要件を満たさない場合は子を出産した女性(人工生殖児の法的地位に関する統一法)
アメリカ(アーカンソー、フロリダ、イリノイ、テキサス、ユタ等)・・・親となる意思を有する者※契約による
●営利目的の代理出産を禁止している国(州)
アメリカ(ネバダ、ニューハンプシャー、ワシントン等)・・・親となる意思を有する者
イギリス・・・依頼者(代理母の斡旋に関する法律30条)※裁判所の決定による
スウェーデン・・・子を出産した女性(親子法典1章7条)※代理出産は遺伝的繋がりの有無に関わらず養子縁組が必要
●代理出産を禁止している国(州)
アメリカ(アリゾナ、ミシガン、ネブラスカ、インディアナ、ケンタッキー、ルイジアナ、ミシガン、ニューヨーク等)
・・・子を出産した女性
フランス・・・子を出産した女性(民法16条の8)
ドイツ・・・子を出産した女性(民法1591条)

やっぱり日本の法の不備は明らか。
いつまでも態度決められませんじゃ通らないでしょ。
もっとも遺伝子によって母を決定しないからといって「古い、時代遅れ」とかいう批判も的外れだが。
この点、人の尊厳・子の福祉を重視するフランス・ドイツを参考にすべきだと思う。


19 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:49:25 ID:+ZQBNlD6
◆生殖補助医療の在り方検討委員会
設置期間:平成18年12月21日~平成20年1月31日
http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/seishoku/index.html

長勢法務大臣及び柳澤厚生労働大臣より、 「生殖補助医療をめぐる諸問題に関する審議の依頼」
ttp://www.moj.go.jp/PRESS/061130-1.html

【 生殖医療検討で初会合 日本学術会議 】  2007年1月17日(水)
 日本学術会議は17日、不妊の夫婦が第三者の女性に子どもを産んでもらう代理出産の是非など、
生殖補助医療の在り方について話し合う検討委員会の初会合を開いた。

 検討委は約1年間、代理出産の医療上の問題や、
生まれた子どもの法律上の地位などを中心に議論。
政府は検討結果を踏まえ、法整備の必要性について検討するとしている。

 代理出産をめぐっては、不妊の夫婦が子を持つ権利を保障する手段だとして支持する声がある一方、
「生まれてくる子の福祉が確保できない」との反対意見も根強い。
法務省は現在「出産した女性が母親」との見解。

 米国人女性に代理出産を依頼したタレント向井亜紀さん夫婦の例や、
長野県の医師が、がんで子宮を失った娘に代わり50代の母親に「孫」を代理出産させた例などが
社会的関心を集めたのを受けて法務、厚生労働両省が昨年11月、同会議に生殖医療の在り方について審議を要請した。
ttp://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070117010006191.asp
ttp://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/01/17/20070117010006191.html


20 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:51:05 ID:+ZQBNlD6
2007年7月23日(月)
向井亜紀さんら意見陳述へ 日本学術会議委員会

 生殖補助医療の在り方について検討している
日本学術会議の委員会(委員長=鴨下重彦東京大名誉教授)は23日、
米国人代理母に双子の男児を出産してもらったタレント向井亜紀さん(42)と、
諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長(65)を、
8月24日に開く次回会合に招いて意見を聴取することを決めた。

 向井さん夫妻は、自分たちを両親とする男児らの出生届を受理するよう東京都品川区に求めたが、
最高裁は3月23日、受理を命じた東京高裁決定を破棄、夫妻の敗訴が確定した。

 根津院長は、代理出産や夫婦間以外での体外受精など、
日本産科婦人科学会の倫理指針が禁じた生殖補助医療を実施したと明らかにしている。
(共同通信社)
http://www2.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070723010006821.asp

56 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2007/07/25(水) 15:48:09 ID:xgwuasg90
昨日付けの日経朝刊に
日本学術会議の生殖補助医療の在り方検討委員会の次回八月の会合で
向井亜紀と根津医師からのヒアリングを行うとの記事がありました。
当事者からのヒアリングは初だそうです。
委員からは
「既にマスコミで発言し、立場のはっきりした人からのヒアリングはいかがなものか。
 そうでない人を探すべきでは」
との反対意見も出たが、委員長は
「当事者の意見も聞くべきだとして推薦を受けた。他にも聞くべき人はいるが、了解が得られなかった」
しているとのこと。
同委員会は今年一月に発足、これまでは各方面の有識者からヒアリングをしており、
来年一月までに報告書をまとめる予定だとか。

一体誰が推薦したんでしょうね…


21 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:51:40 ID:+ZQBNlD6
「日本学術会議 生殖補助医療の在り方検討委員会」
【設置の必要性及び審議事項】

(1)委員会設置の必要性・期待される効果等
 生殖補助医療の在り方、生殖補助医療により出生した子の法律上の取扱いについては、
以前より多くの議論が提起されてきた。本年に入り、代理懐胎が大きな話題となり、
その明瞭な方向付けを行うべきという国民の声が高まっていると指摘されている。
 こうした状況の中、法務省及び厚生労働省から、代理懐胎を中心に生殖補助医療をめぐる
諸問題について審議を依頼されており、これに答える必要性がある。

(2)審議事項
 代理懐胎が生殖補助医療として容認されるべきか否かなど、代理懐胎を中心に
生殖補助医療をめぐる諸問題について、従来の議論を整理し、今後の在り方について
調査審議を行う。
ttp://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/seishoku/teian.pdf

【構成員】
委員長   鴨下 重彦  東京大学名誉教授 
副委員長  町野 朔   上智大学法学研究科教授
幹事    久具 宏司  東京大学大学院医学系研究科講師
      西 希代子  上智大学法学部講師
      五十嵐 隆  東京大学大学院医学系研究科教授
      加藤 尚武  鳥取環境大学客員教授
      佐藤 やよひ 関西大学法学部教授
      水田 祥代  九州大学病院病院長・教授
      辻村 みよ子 東北大学大学院法学研究科教授
      水野 紀子  東北大学大学院法学研究科教授
      室伏 きみ子 お茶の水女子大学理学部教授
      吉村 泰典  慶応義塾大学医学部産婦人科教授
      米本 昌平  ㈱科学技術文明研究所長
ttp://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/seishoku/kousei.pdf



22 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:54:07 ID:+ZQBNlD6
「代理出産禁止「説得力欠ける」 2007年7月20日 
※学術会議副委員長 町野朔(上智大学法学研究科教授)インタビュー
ttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070720-OYT8T00063.htm

 代理出産などについて、上智大法学研究科教授の町野朔(さく)さんに聞いた。
町野さんは日本学術会議の生殖医療に関する検討会副委員長を務めているが、
「あくまで私見」と断ったうえで、次のように語った。

 ――厚生労働省の審議会は2003年に代理出産を禁止する報告をまとめた。これをどう評価するか。

 町野 誰にも子供を持つ権利がある。代理出産を禁止するには、相応の理由がなければならない。
他者に害を及ぼさない行為には法は介入しない、というのが自由主義社会の基本だ。
私は代理出産の解禁論者ではないが、厚労省審議会では、
なぜ法律で禁止し、処罰までするかについて、議論が十分だったと思えない。

 ――厚労省審議会は、代理出産が代理母の女性に多大な身体的負担をかける点を問題視した。

 町野 出産で母体の生命に危険が及ぶ場合もあるが、その危険が代理出産の場合に高くなるわけではない。
代理母が、そうした危険を受け入れることを承諾すれば、禁止する理由を見つけるのは難しい。
ただ、(昨年公表された)高齢の実母に代理出産を依頼する方法は、危険が極めて高いという。
そうした問題を一つ一つ検討する必要がある。

 ――代理出産は「人を出産の道具にする」という批判もある。

 町野 精子のできない男性のために、精子提供による人工授精が長年行われてきた。
これも「男性を出産の道具にしている」と言えるわけで、代理出産だけを認めない理由としては説得力に欠ける。
 代理出産には弊害があるのか、あるとすれば、どう予防できるか、という観点が重要だ。
実際に代理出産を行った人たちの思いにも耳を傾け、議論していくべきだ。

(読売新聞 医療ルネサンス 「生殖医療 患者の思い」シリーズ より)


23 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 08:56:34 ID:+ZQBNlD6
970 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2007/01/16(火) 17:50:12 ID:YnjFa+t4
「(産まれてくる)子どもを巻き込む」
この点で臓器移植・買売春と同列には語れないけど、
「自己の欲望のために他者の肉体を利用(搾取)」点で共通するのも事実かと。

「代理出産には産まれてくる子どもの人格が存在する」
(いやおうなしに、産まれたときからその問題に巻き込まれる)

968 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2007/01/16(火) 17:27:10 ID:YnjFa+t4
自分の欲望を第三者の肉体を利用して果たす、(臓器移植・売買春=依頼者と請負者だけで完結)
さらに自分の複雑な出生の在り方を選べない子供を
作為的に作り出し、その業を負わせる(+第三の人格(子供))ので
買売春や臓器売買よりも非人道的な行為と言えるね。

ただ、複雑な家庭環境を負うことが決定的なのに
産み落とされるって点ではシングルマザーや夫婦仲の冷えた家庭でもあてはまる。

では、代理出産で産まれた子だけはなにが決定的に違うのか、といえば
最終的には哺乳動物すべてにあてはまる遺伝上の母と産みの母が違うという
自然の生物学的には絶対ありえない、生き物として最低限与えられた平等条件から
はじめから外された誕生を人為的に意図的に与えられてる点だと思う。

954 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:2007/01/16(火) 11:53:13 ID:YnjFa+t4
代理母やってもいい、という人は「勝手にやれば?」と思わないこともないが、
そういう人の視点には、果たして産まれてくる子どもはそんな複雑な状況や親族関係、
自然には決してありえない生の誕生の仕組みを背負うことを了承するのか?
そんなものをはじめから背負わされて誕生し死ぬまで負っていくことになるがいいのか?
ってところが欠けてる。
それと妊娠中、支えてくることになる自分の旦那さんや子供達への配慮も。

そこへも言及したうえでの話でないと
「自己犠牲できる私、カック(・∀・)イイ!! 」ってだけの自己陶酔でしかないわな。

『オーラの泉』4月28日(土)ゴールデンタイム移動第二弾のゲストは向井亜紀。
成り行きというか、行きがかり上半ば義務感で見る。

「日本の法律では親子ではないけれど、こうやって皆が親子だと認めてくれている」

ということなんだろうな。

どーでもいいが、前世は修道女、夫の高田は修道僧だったそうだ。 

三輪氏は「向井の卵子と高田の精子でできた子供なのだから、親子はあたり前」
なんちゅうか、いろいろアナーキーな人ではあるが、「科学」に対する信頼のみはあるらしい。

江原氏は、代理母については肯定も否定もしないということだった。
わざわざそれを言うあたり、賢いと思ったな。

番組全体としては、公開カウンセリングという印象。


◆そのほかの話題

AERA-net.jpより
http://www.aera-net.jp/
アエラ総研 月間テーマ 4月25日更新

主張する人は嫌いですか

先日、ある編集部の女性記者がこんな体験をしました。
取材のために、ある女子大のゼミに参加したときのこと。
話題は、米国での代理母出産で双子の母になった向井亜紀さんに及びました。
向井さんは、子どもたちの出生届が最高裁で不受理処分と確定した際に会見を行い、自身の思いを懸命に語りました。
その彼女に対して、女子大生たちは、
「気持ちはわかるけれど、自分の権利を主張し過ぎではないか」と、
やや冷ややかな反応を示したというのです。
一方で、女子大生たちは、藤原紀香さんの婚約・結婚会見には好感が持てたとも話しており、
記者は、一生懸命戦っているように見えた向井さんの振る舞いに対する女子大生の不快感を少し意外に感じたそうです。


アエラ記者は、代理母問題で奮闘する向井氏を全面肯定してるんだろうな。


某所のプロレス板の過去ログらしい
http://sports.2log.net/dayakose/archives/blog949.html

あるプロレス記者が向井の本を批判したら、高田の取材拒否にあった、という騒動についての話題。
朝っぱらから、ものすごく重いテーマ。

『報道2001』4月22日放送
7:30~8:55 【解説】竹村健一 【キャスター】黒岩祐治 長野翼

1.長崎市長射殺事件と暴力団の危険な最新事情

  佐木 隆三 (ノンフィクション作家(オウムほか殺人事件関連)、「復讐するは我にあり」で直木賞受賞)

2.生殖補助医療(代理母出産、死亡した夫の凍結精子による死後生殖など)の是非

  根津 八紘 (諏訪マタニティークリニック院長、「代理出産」ボランティア女性を公募)
  加藤 尚武 (京大名誉教授、生命倫理学、哲学者)

3.終末期医療と日本人の「死」について … 尊厳死や安楽死の法制化



討論では根津院長が押されっぱなし。加藤教授だけではなく、黒岩キャスターからのツッコミにも、具体的な反論が出来ていない。

代理出産ドラマを放映した局とは思えない展開だったな。
電話調査では代理出産賛成が50%くらい有ったけれど、これはドラマの功績(?)なんだろうな。
この落差が、なんちゅうか不気味ではある。
「アメリカでは合法」というような話ではないと言うことを指摘しはじめたのは、一応評価できるかな。


【問5】あなたは、出産できない妻に代わって、別の女性に出産を依頼する代理出産を日本でも認めるべきだと思いますか。
YES 51.6%
NO 34.4%
(その他・わからない) 14.0%
首都圏の成人男女500人を対象に電話調査

代理出産について、ネットを少々眺めているけれど、倫理問題として語るけれども宗教と絡めて論じている人は、意外と少ないという印象。

時節柄なのか「産む機械」という論調が多いのかなぁ? 商業化とか、妊婦の健康などの問題に言及する人も多い。

カトリックは、当然のように反対している。

生命のはじまりに関する教書
「人間の生命のはじまりに対する尊重と生殖過程の尊厳に関する現代のいくつかの疑問に答えて」ISBN: 978-4-87750-033-7
http://www.cbcj.catholic.jp/publish/roma/seimei/seimei.html

公式見解をいまいち探しきれなかったので、Pro-Life 派の団体のサイトから

体外受精:倫理的含意および代替案  O-Malley, Seam P. (オオマルリ・シイム)
http://japan-lifeissues.net/writers/oma/oma_01invitro-ja.html

ここでは 「養殖された」赤ん坊 という表現を使ったりしている。

イタリアでは代理母はおろか、人工授精や体外受精にも厳しい制約がある。
2005年にそれらの規制緩和に関する国民投票があり、投票自体が無効になっていました。


人工授精:イタリアで自由化の国民投票 賛否両論で物議
毎日新聞 2005年6月10日 ローマ海保真人

イタリアで12、13の両日、人工授精と体外受精の自由化の是非を問う国民投票が行われる。カトリック教国のイタリアでは、人工授精は認められているものの制限が厳しく、リベラル派が緩和を求めていた。だが、ローマ法王庁(バチカン)はヒト胚(はい)の実験研究などにつながる緩和案が、キリスト教倫理に反するとして有権者に異例の投票ボイコットを呼び掛け、政界も賛否が分かれるなど物議をかもしている。

昨年2月に成立した「生殖補助法」は人工授精と体外受精を不妊の夫婦のみに認め、第三者による精子・卵子の提供、代理母、ヒト胚の凍結保存と実験研究などを禁じた。このためリベラル派や革新系政党は「妊娠の可能性や医療研究を阻む法」だと反発、署名を集め規制各項目の撤廃を問う国民投票の実施にこぎつけた。

 だが、法王庁は性道徳や生命倫理、遺伝子操作に厳格な立場から、この動きに反発、投票率が5割を超えなければ無効となるためカトリック教徒に公に棄権を呼び掛けている。法王ベネディクト16世も先月30日のイタリア司教会議で、緩和案を「キリスト教精神に反する文化の一形態だ」と批判。側近のルイニ枢機卿は制限のないヒト胚の実験研究が「恐怖と不安をもたらす」と警告した。




毎日新聞 2005年6月14日 ローマ海保真人

 人工授精と体外受精の規制緩和が争点となったイタリアの国民投票は12、13の両日行われたが、投票率が5割を超えず、無効となった。緩和に反対したローマ法王庁(バチカン)による投票ボイコットの呼び掛けが、大きく影響したとみられる。

 欧州で最も厳しいとされる現行の「生殖補助法」に関し、第三者の精子・卵子提供や、ヒト胚(はい)の凍結保存・実験研究などを禁じた条項を撤廃するか否かが争点となったが、投票率は約26%にとどまり、規定により投票自体が無効となった。

 法王庁とカトリック教会は、そもそも受精卵やヒト胚を「生後の人間」と同等とし、実験研究などを認める今回の緩和案に強く反対。法王ベネディクト16世も公に批判、教会をあげて棄権キャンペーンを繰り広げた。

 一方、不妊治療の自由化のため規制の撤廃を求めたリベラル派にとっては惨敗に等しく、落胆の声が広がった。



この件に言及してたblog


media@francophonie:イタリアでバイオエシックスに関する国民投票
http://blog.livedoor.jp/media_francophonie/archives/24935722.html
フランスのリベラシオンの記事翻訳です
あんとに庵◆備忘録:教会と生命倫理
http://d.hatena.ne.jp/antonian/20050625/1119631569
極東ブログ:先週実施されたイタリアの国民投票
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/06/post_8765.html


イタリアの国民投票というのは、50万人の署名て要求でき、投票率が5割を超えなければ無効という仕組みなんだなぁ、ボイコット戦術が有効なんだな、ところで日本はどうなってたかなぁ…などという感慨もあるわけだが…

日本で「生殖補助法」というのは、出来るのだろうか?
推進派というのは、わりと目立ってはいる。 
反対派というか、学会が慎重な姿勢ではあるわけだが、論理的・倫理的に議論をリードしている風ではない。 カトリックの教義で反対、というようにいくとも思えない。

米国や欧州のようにキリスト教がベースにない日本やアジアでは、どんな議論になるのだろうか。


日本の場合「イエ」の論理が無くなった空白に、「遺伝子」という概念がすっぽりとはまったのじゃないかな、などと感じているけれど。
Copyright ©  -- 倫敦橋の隠れ里 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 妙の宴
powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]