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 かっぱ

かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱいかった
かってきってくった


 かえる

かえるかえるは みちまちがえる むかえるかえるは ひっくりかえる
きのぼりがえるは きをとりかえる とのさまがえるは かえるもかえる
かあさんがえるは こがえるかかえる とうさんがえる いつかえる


 いるか

いるかいるか     いるかいないか
いないかいるか     いないかいるか
いないいないいるか  いるいるいるか
いつならいるか    いっぱいいるか
よるならいるか     ねているいるか
またきてみるか     ゆめみているか


 やんま

やんまにがした
ぐんまのとんま
さんまをやいて
あんまとたべた

まんまとにげた
ぐんまのやんま
たんまもいわず
あさまのかなた


 ばか

はかかった
ばかはかかった
たかかった

はかかんだ
ばかはかかんだ
かたかった

はがぬけた
ばかはがかけた
がったがた

はかなんで
ばかはかなくなった
なんまいだ


 ののはな

はなののののはな  はなのななあに
なずななのはな   なもないのばな


 たそがれ

たそがれくさかれ
ほしひかれ
よかれあしかれ
せがれをしかれ

たそがれくまかれ
きつねかれ
けれどおちうど
かるなかれ

たそがれはなかれ
みずながれ
なかれたたかれ
かれののわかれ
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メフィスト (はいって来ながら) いやあ! お役に立とうと思ってきました。

ヴァーグナー (不安げに) ようこそ、よい星まわりの時に!
(小声で)だが、ことばも息もしっかり口の中に抑えていてください。
すばらしい仕事がすぐに成就するのです。

メフィスト (いっそう小声で) いったいなんです?

ヴァーグナー (いっそう小声で)     人間が作られるのです。

メフィスト 人間ですって? どんな恋人同士を
その煙あなへ閉じこめたのです?

ヴァーグナー とんでもない! これまで流行した生産法は
つまらぬ道化だと、われわれは宣言します。
生命が飛び出したあの微妙な点、
内部から迫り出て、やったり取ったりし、
自分自身を描いて、まず手ぢかなものを、
ついで縁どおいものを身につけるように定められた優しい力は
その尊厳を奪われました。 動物は今後もなお
あんなことを楽しむかもしれないが、
偉大な天分をそなえた人間は
将来もっともっと高尚な所から発生しなくてはならない。

(炉のほうを向いて)

光っている! 見なさい!――こんどこそほんとに見こみがある。
数百の物質を調合して、
何せこの調合が重大なんですがね、
人間の元素を穏やかに組み立て、
蒸留器に入れて密封し
適当に蒸留すると、
仕事は隠密のうちにかたづくのです。

 (炉のほうを向いて)

できあがる! 塊りが動いて澄んでくる
確信はいよいよたしかになる。
われわれは、自然の神秘とたたえたことを、
知力でためしてみるのです。
自然がこれまで有機的に成らせたものを
われわれは結晶させるのです。

メフィスト 長生きすると、いろいろなことを経験するもので、
長命の人間にはこの世で何も新しいことは起こりえない。
私は旅をしていた時代にもう
結晶した人間族を見たことがありますよ。

ヴァーグナー (これまで絶えずフラスコに注意している)
昇ってくる、きらめく、かたまる。
またたく間にできるぞ。
偉大な意図は初めは気ちがいじみて見えるものだ。
だが、これからは偶然の働きをあざ笑ってやる。
優れた思索をする頭脳も
将来は思索家によって作られるだろう。

 (うっとりとフラスコを見つめながら)

ガラスがやさしい力によって音を立てる。
にごっては、また澄む。 いよいよできあがるにちがいない!
かわいらしい小さな人間が
優美な姿で動いているのが見える。
さてこれ以上、われわれは、世界は、何を望もう!
秘密が白日にさらされたのだから。
この音に耳を傾けなさい。
それが声になり、ことばになりますよ。



悲劇の第2部 6830〜6875
高橋健二訳
  幸福

幸福を追いかけている間は、
お前は幸福であり得るだけに成熟していない、
たとえ最愛のものがすべてお前のものになったとしても。

失ったものを惜しんで嘆き、
色々の目あてを持ち、あくせくとしている間は、
お前はまだ平和が何であるかを知らない。

すべての願いを諦め、目あても欲望ももはや知らず、
幸福、幸福と言い立てなくなった時、

その時はじめて、でき事の流れがもはや
お前の心に迫らなくなり、お前の魂は落ちつく。




高橋健二訳
生きて復かへらじと乗るわが車、刑場に似る病院の門。

悪龍(あくりよう)となりて苦しみ、猪となりて啼(な)かずば人の生み難きかな。

蛇の子に胎を裂かるる蛇の母そを冷くも「時」の見詰むる。

その母の骨ことごとく砕かるる呵責の中に健き児の啼く。

胎の子は母を噛むなり。静かにも黙せる鬼の手をば振るたび。

よわき児は力およばず胎に死ぬ。母と戦ひ姉と戦ひ。

あはれなる半死の母と呼吸せざる児と横たはる。薄暗き床。

その母の命に代はる児なれども器の如く木の箱に入る。

虚無を生む、死を生む、斯かる大事をも夢と現の境にて聞く。

男をば罵る。彼等子を生まず命を賭けず暇あるかな。



http://www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/705_18842.html
双子を妊娠し一人死産だったときのことを綴った随筆のなかの短歌です。
青空文庫に掲載されています。 それほど長い随筆では有りませんのでお勧め。
明治期の出産事情として読むことも出来ます。
  緑の山河

戦争(たたかい)越えて たちあがる
みどりの山河 雲霽(は)れて
いまよみがえる 民族の
わかり血潮に たぎるもの
自由の翼 空を往く
世紀の朝に 栄あれ

歴史の門出 あたらしく
いばらのあゆみ つづくとも
今むすばれた 同胞(はらから)の
かたい誓に ひるがえる
平和の旗の 指すところ
ああこの道に 光あれ


作詞:原泰子  作曲:小杉誠治

1951年(昭和26年)日教組が募集した国民歌。



  われら愛す

われら愛す
胸せまる あつきおもいに
この国を われら愛す
しらぬ火 筑紫のうみべ
みすずかる 信濃のやまべ
われら愛す 涙あふれて
この国の 空の青さよ
この国の 水の青さよ

われら歌う
かなしみの ふかければこそ
この国の とおき青春
詩(うた)ありき 雲白かりき
愛ありき ひと直かりき
われら歌う おさなごのごと
この国の たかきロマンを
この国の ひとのまことを

われら進む
かがやける 明日を信じて
たじろがず われら進む
空にみつ 平和の祈り
地にひびく 自由の誓い
われら進む かたくうでくみ
日本(ひのもと)の きよき未来よ
かぐわしき 夜明けの風よ


作詞:芳賀秀次郎  作曲:西崎嘉太郎  編曲:山田耕筰

1953年(昭和28年)壽屋〔(株)サントリーの前身〕募集の新国民歌。





  若い日本

日本はいつでも若いのだ
国がさくらの花ならば
ひとりひとりが花びらだ
かがやく誇りを持っている
気高い理想を持っている
咲こう 咲こうよ 咲きとおせ
日本よ 日本よ われらの日本

日本はいつでも進むのだ
国が火を吐く島ならば
ひとりひとりが溶岩だ
燃えたつ意気と情熱で
世紀を超えて進むのだ
燃えろ 燃えろよ 燃えとうせ
日本よ 日本よ われらの日本

日本は大きく伸びる樹だ
たまに嵐に折れたとて
若い芽がある 枝がある
がっちり組んで堂々と
世界の上に伸びるのだ
伸びろ 伸びろよ 伸びとおせ
日本よ 日本よ われらの日本


作詞:橋本竹茂  作曲:飯田 三郎

1962年(昭和37年)、内閣、総理府、電通、NHK、民放各社、新聞社、レコード会社などが協賛して、「私達の生まれ育った日本を愛するために、だれもが口ずさめる、文字通り、国民の歌をつくろう」と募集。
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