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佐々木俊尚/小倉秀夫の対談が雑誌に掲載されていた。
オーマイニュースのコメント欄でオピニオン会員廃止の話が出てくるから、11月半ばから後半の対談のようです。

雑誌「世界」2007年 1月号 no.760

ネット社会と「言論の自由」
佐々木俊尚/小倉秀夫

 かつて薔薇色に描かれたネット社会では、匿名による誹謗中傷、炎上といった「ネットイナゴ」現象が多発している。「ネットイナゴ」現象の担い手、在日朝鮮人への民族差別、匿名性、共通ID制などのネット社会と「言論の自由」をめぐるさまざまな論点について、ネット社会に精通するジャーナリストと弁護士が、異なる視点と立場から率直に論じ合う。
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2007/01/152.html


読んでの印象は、「ネット社会に精通するジャーナリスト」と「共通ID制を主張する弁護士」の対談という感じ。

前半は、最近のネット事情について自説を述べる小倉さんに、ネットの空気を読んでいる佐々木さんが「そうでもないのでは。こうなのでは」と返すという雰囲気。
後半は、小倉さんの共通ID制についての解説がメインです。


1月号の世界の特集は『「内心の自由」「表現の自由」はどこへ?』
買ってきて、ぼちぼち読んでいるけれども…

昔は「岩波系文化人」という言い方があったけれど、今なら「セカイ系」ならぬ「世界系」ではないか…



【はてBで拾ったネタ】

■[MMR][ヨタ話]「炎上」というか「ネット右翼」とか「コメントスクラム」とか「ネットイナゴ」に関して、35年も前の小説で似たようなことが言及されているという話
http://d.hatena.ne.jp/soorce/20060525#p1
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無題
投稿者:スポンタ HP 2006/12/11 16:47 EDIT
ガ島さんといい、佐々木さんといい、ネットイナゴという言い方が好きなようですね。

彼らは、ネットイナゴという語を使って、食い荒らすことだけで、何の利益ももたらさない衆愚という意味で使っているのでしょう。

しかし、イナゴの集団のイナゴは、普通のイナゴとは違う変異を起こしていることはよく知られています。

昔のオウムがネットを荒らしていたような、スティッキーな変異を起こした人たちだけがイナゴ化していた時代はすでに終わっている。

ネットイナゴという用語には、衆愚感がある。

最近のネットの炎上は、理知的であり、抑制的であることを理解しないと、今のネットは語られないと思う…。

炎上事案で、当事者の言論に非がなかったことが、いままであっただろうか…。
無題
投稿者:倫敦橋 HP 2006/12/11 23:19 EDIT
「ネットイナゴ」という言葉は今年5月頃の流行語なんだけど、なんだかすでに死語の仲間入りしちゃったような感じ。 
半年前のことなんだけれどなぁ。
          
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