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Best of the Best Web 2.0 Web Sites
http://www.realsoftwaredevelopment.com/2006/10/best_of_the_bes.html?

アメリカのネット界は、現在こうなっているのかぁ… とちょっと溜息。
カテゴリー「People News Production」に挙げられてるサイトを見て回ると目眩がしそう。
diggdot_title_logo

http://diggdot.us/ が筆頭になっている。 最近のトレンドはこんな感じなんだなぁ。

見やすい、使いやすい、軽い…
日本版オーマイニュースのいろいろな改良議論を読んだ後だと、溜息しか出ないな。

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こういう事件で、既存大手マスコミにちゃんとした解説記事が、すぐさま載らない。
そこあたりで「社会の公器」としての信頼性が無くなっていくのだなぁと、改めて思う。
特に共同通信が「ロイター通信・AP通信・インドネシアの国営アンタラ通信によると」という転電ばっかりだったことには【がっかり】だ。

法王の発言は12日。ネットに掲載されたのはヴァチカンでは9月14日、BBCだと15日だけれども、日本では??


eirene:ローマ教皇・ベネディクト16世の講演記録を読んでみた
http://d.hatena.ne.jp/eirene/20060918/p1

小林恭子の英国メディア・ウオッチ : 思考の壁? ローマ法王のスピーチ
http://ukmedia.exblog.jp/4566072/

kom’s log:誤謬
http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20060916#p1

こころ世代のテンノーゲーム:本日のこれはひどい・その2 「法王発言の誤訳と誤報と誤読と誤解」
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20060916/p3

あんとに庵◆備忘録:ベネディクト16世の暴走報道
http://d.hatena.ne.jp/antonian/20060916/1158423824
「マル激トーク・オン・ディマンド 第210回『命をかけて無実を訴えていきます』 ゲスト:植草一秀氏」(2005年4月9日)

http://www.videonews.com/asx/210marugekiMETA/marugeki210-1a.asx
http://www.videonews.com/asx/210marugekiMETA/marugeki210-2a.asx

まぁ、一応聞いてはみた。
なんちゅうかなぁ、冤罪かどうかは別にしても…話が面白くない…

告発・弁明・反論だったらまだ説得力も迫力もあるだろうに、警察、司法、報道その他日本社会全般に対して、だらだらと愚痴ってるという感じ。

戦う姿勢を見せるならば、押すべき所、引くところのメリハリをつけたり、駆け引きも必要だと思うのだが、漠然と反体制(?)ポーズばっかりという印象。
戦い方が下手、というか「世間知らず」というようにも思えたなぁ。

ネットをざっと見渡してみると、前回の事件以来発言を封じられた…ともあちこちで語られてるけれど、ちょっと逆の印象を持った。 陰謀論とか、様々に語られている。
悪名は無名に勝る、というべき状況だったようにも思う。

今回、一番情けない対応だったのが宮崎学責任編集「直言」 
http://web.chokugen.jp/miyazaki/2006/09/23_d2e4.html
「逮捕の報道後、植草さんのページを閉鎖したが、以下の考えをもって再開することとした。」
「こうしたことから、私は植草さんがどのような状況になろうとも発言を続けられることを切望する。」

なんじゃぁ、その態度は?  真っ先に閉鎖しておきながらの、この開き直りには言うべき言葉が見つからないぞ。


友人のエントリーなども読むと… これが結果的に引導を渡してる感じがするなぁ。
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/a5aad3807e3bbbcbb4695d98bc16e577
ホワイトハウスの記者証がついにブロガーにも認められるまでの経緯がちょっと面白そうなので調べてみた。

ホワイトハウス、初めてブロガーに記者パスを付与 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1021085/detail
2005年03月08日配信のニュースです。
このとき記者証を与えられたブロガー記者は、23歳のギャレット・グラフ氏といい、自分のブログで記者証請求キャンペーン(?)をして、1週間ほどの審査でホワイトハウスに入る込むことに成功したそうです。 (ちなみに民主党支持者らしい)

ただ、この快挙(?)にはホワイトハウス側にもいろいろ事情があったらしい。
記事より:
  ホワイトハウスのスコット・マクレラン報道官は、「ホワイトハウスの記者会見には、あらゆるタイプの記者を認めるべきだ」と述べ、これまでも「既存のメディア、新しいメディアを問わず、右から左までさまざまな意見の持ち主を受け入れてきた」とホワイトハウスの懐の深さを強調した。だが、最近、ジェフ・ギャノンという偽名を使い、2年間にわたって、ウエブ上の右翼系新聞社、タロン・ニュースの記者として、ホワイトハウスから記者証を与えられていた本名ジェームズ・ガカート記者が、実はゲイポルノ・サイトを運営し、違法取引に関与していたことが暴露されるという事件が起き、ホワイトハウスの記者証の審査手続きが全国的に注目されていたところだった。

ジェフ・ギャノン・スキャンダルは米wikiに項目があったりする。 質問内容とかリンクもいろいろ
http://en.wikipedia.org/wiki/Jeff_Gannon



日本の記者クラブについては、Grip Blogの2005年のカテゴリー「記者クラブの表と裏」 http://gripblog.cocolog-nifty.com/blog/cat2336190/index.html が詳しい。 
基本的な事柄のまとめ、記者インタビュー、個人ブロガーが参加しようとする悪戦苦闘の記録として貴重。

【関連】
幻の報道機関設立計画(8)  http://belena.blog70.fc2.com/blog-entry-29.html
幻の報道機関設立計画(9) http://belena.blog70.fc2.com/blog-entry-33.html

で、意外なことに(?)、Grip Blogの騒動(ことのは問題)のとき誰もこの事件に言及してなかった。 私も最近知ったばかり…

あと、オーマイニュース準備blogで市民記者の経歴が晒されて、鳥越編集長が「密告」と表現したことがあったけれども、本場アメリカ(?)も相当なもんだなと思う。
まぁ、大統領選の中傷合戦を見てれば、これくらいは想定の範囲内とするべきかも



以下、この「ジェフ・ギャノン・スキャンダル」について言及してるサイトとか

報道について (ブログ・アーカイブ):■2005年4月8日:News23「米メディアの衰退」
http://yorifuji.thyme.jp/kojin/houdoufil/houdou1.html
#News23(TBS)で放送された金平茂樹記者のレポートについてのメモ
『論座』2005年4月号に金平茂樹「政府との緊張関係はどこに行ったのか──米CBS誤報事件の教訓」という記事でもラザーゲートからジェフ・ギャノン事件までに触れているようです。

JOEX-blog | tv asami : ブログがテレビニュースを駆逐する?
http://joex.exblog.jp/360431/

中岡望の目からウロコのアメリカ:ホワイトハウスで初めて記者証を得たブロガーの物語
http://www.redcruise.com/nakaoka/index.php?p=98

sankenbunritsu:架空のジャーナリスト、ジェフ・ギャノン氏
http://www.sankenbunritsu.blog-city.com/1234219.htm


暗いニュースリンク: ジェフ・ギャノン事件:共和党活動とゲイ専門売春を兼務するスキンヘッド男はいかにしてホワイトハウスに自由に出入りできたのか?
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/02/post_5.html

暗いニュースリンク:史上空前のプロパガンダ:ニセのニュースで国民を欺くブッシュ政権
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/03/post_4.html

先だって暴露された政府プロパガンダ工作の一部、ジェフ・ギャノン事件はどうなったか? 同事件を重大視する議員達から調査要求が出され、慌てたホワイトハウスは、これまでの態度を一変させ、定例会見への参加資格を大幅に緩和して(これまでは、例えばNYタイムズ紙寄稿ジャーナリストすら参加拒否される厳しさだった)、あたかもホワイトハウス記者会見が“広く国民に開かれている”かのように演出し、当該事件を追求する事は“ジェフ・ギャノンという同性愛者への個人攻撃である”という形に議論をスピンさせ、大量の保守派要員(ブロガーを含む)を動員して真相の隠蔽に邁進している。(CNN放送のウォルフ・ブリッツアが行った報道などもこうした“印象操作”の典型例である)

言うまでもなく、ジェフ・ギャノン事件の焦点は、記者としてのバックグラウンドの全くない人物が、偽名を使って取材許可証を入手し(前ホワイトハウス報道官アリ・フライシャーも驚いている!")、米情報部の極秘情報を簡単に入手した経緯(CIA工作員漏洩の件以外にも、ギャノン氏はイラク侵攻時期について公表前に知っていた)と、そうした偽装活動の資金提供者が大統領に極めて近いポジションに居るという点なのであり(ジェフ・ギャノンの雇い主は大統領次席補佐官カール・ローブの知人)、その人物の性癖が焦点ではないのである。(とはいえ、ギャノン氏が行っている大規模なゲイ売春サービスは、州法次第では違法スレスレであり、“倫理価値”を重視すると喧伝するホワイトハウスにあっては、問題とされてしかるべきであるが・・・)



事件の概要はこんな感じだけれど、「暗いニュースリンク」の記述に強い異議を唱えている人もいます。 

HODGE’S PARROTから

ホワイトハウス公認ブロガー
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050312

悲しきリベラルたちの背信
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050320

性的指向に言及されないことの幸せ
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050605

ゲイのジャーナリストはどうすればいいんだ?
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050606

「私は告発する!」という喜び
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050619

検察側の証人/共和党側の証人
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050622
「いま マスコミに問われているものーネット時代のジャーナリズムとは?ー」
http://www.videonews.com/press-club/0607/000861.php
(東京・日本プレスセンター)2006年7月8日収録

第1部 講演 
「ネット時代のジャーナリズム」
講演:竹内謙氏(日本インターネット新聞社代表取締役社長)

第2部 パネルディスカッション 
「ネット時代のジャーナリズムとは?」
司会:高成田享氏(朝日新聞社論説委員)
発言者:
湯川鶴章氏(時事通信社編集委員)
松澤雄一氏(神奈川新聞社デジタルメディア局長)
金平茂紀氏(TBSテレビ取締役報道局長)
神保哲生氏(「ビデオニュース・ドットコム」代表)


なぜ、7月のシンポを今の時点で、という疑問はあるけれど、一応聞いてみた。
メンバー見てもわかるように送り手側のシンポジウム。

飛ばし聞きながら、少々のメモ。

第1部:反小泉なので反クールビズ、ということでネクタイしてるそうだ。
中田英寿のマスコミ嫌いについての話。 戦前に新聞が翼賛体制になった話。
スポンサーに弱いという話。新聞も経営が難しくなったが、ネットでも収益を上げるのが難しいということ。  JANJANの「THE選挙」のこと、ボランティア頼みでデータ入力してるが、政治家に話したら総務省の仕事としてやるべき事業と言われたそうだ。

#JANJAN・カナコロのコンセプトとオーマイニュース日本版との差が解らなかったりする。

第2部:日本のネットの現状に対する話。 
記者、ライターではなく編集長以上の立場からの話なのだが…まぁ…退屈…散漫…
炎上問題、本家オーマイニュースへの高い評価とか、イラク人質3馬鹿問題とか、記者クラブとか…

ちょっとアレだと思ったのは、アメリカのブロガーの話。
ブッシュ大統領記者会見にブロガーが参加し始めたけれど、なんだか胡散臭い…とのこと。
http://www.redcruise.com/nakaoka/index.php?p=98
この「ジェフ・ギャノン・スキャンダル」の件だと思うのだが、その後の展開に触れないのはなんだかなぁ…

その後田中康夫前知事の「記者会見」の話が出てくるが、この話が「質問者の質が低い」という風に繋がってくる…
「1回しか見ていないが」という断りがあるけれど、反論がある人が多数いそうな気がするぞ。

PART1(62分)PART2(69分)PART3(85分)を全部聞くのは、時間の無駄と思う。
文字起こしするよりも、ビデオで発信する方がコストがかからないという時代なんだなぁとも思ったり。

同サイトには2006年09月01日付けで植草一秀氏の議論もアップされてる。
世耕弘成氏がでてる回もあるので、まぁぼちぼち聞いてみようかなぁ、どうしようか。
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