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2006年7月27日に開設されたソーシャルニュースサイト「newsing」を見てみた。
流行るかなぁ? 
『2006年12月末までに登録者数15万人、月の閲覧者数150万人を目指すとしている。』と言っているが、知名度は低いような気がする。


日経BP:ニュースの価値を投票で決める「newsing」
携帯にも対応したユーザー参加型のソーシャルニュースサイト
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060727/244470/?ST=pc_news

日経BP:【インタビュー】私たちは編集権をユーザーに委ねました
マイネット・ジャパン 社長 上原 仁氏
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060808/245438/?ST=pc_news

湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 日本版digg、newsingスタート
http://it.blog-jiji.com/0001/2006/07/diggnewsing_59cf.html

マイネット・ジャパンのサイトに言及してるblogへのリンクが有った
http://blog.mynet.co.jp/info/2006/08/post.html

きわめて個人的な第一印象は、「投票機能がついた、はてブ?」だった。


面白ニュースをフィルタリング・ランキングということなのだが、いまのところコメントは、たいして付いていない感じだ… 
1画面に表示される情報量が少ないのは、おそらく意図的なんだろうけれども、やはり少なすぎるような印象も。 RSSで読んでくれということなのだろうな。トップページから15件、その他新着とか週ごと・月ごとのトップテン等が配信されている。

今のところカテゴリーは無しで雑多な感じ。
関心が高いニュースが上位にあるというより、面白ニュースの人気投票という雰囲気があるかなぁ。
個人blogも新聞社サイトも同じ扱いだ。
取り上げられた個人blogへはTBは飛ばしていないようなのだが? そういう方針なのかな。 リファラで気づいてくれということだろうか。


競合するサービスよりも、機能的には洗練されてはいるようだが…

gooソーシャルニュース http://blog.news.goo.ne.jp/
期間限定の実験段階。選ばれたブロガーの記事への人気投票ぽいかなぁ。

エキサイトニュースリンクポスト http://linkpost.news.excite.co.jp/
「公式ポスト人」とというのを置いているらしい。


インタビューを読むとmixiとオーマイニュースへの言及もある。 それらと被らないサービスを目指すということらしい。

しかし本当のライバルは「はてな」と「2ちゃんねる」のようにも思うのだが…
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前のエントリーを書いたきっかけを、ちょっと詳しく書いてみる。

参加型ジャーナリズムに関心を持っているため、オーマイニュース関連の記事を読んでいた。
編集長のインタビューを読みに行く。 http://facta.co.jp/blog/
面白かったのでblogの過去記事も読んでみた。 
ライブドア崩落6――もうひとつの統帥権干犯
このエントリーで吉田望氏に興味を持つ。 リンクを辿って読んでみる。 
A級戦犯合祀は自らやめるべきである(7月20日改)
微妙な違和感。同サイトの他記事を読む。 なんか事件があったようだと知る。
ググってみる。

つまり最初から実名・匿名問題を追いかけて、見つけた事件ではない。

だからなんだ、と言うわけでもないけれど…
靖国問題については、だから彼の論が駄目という意図ではなく、別の話だと思ってはいるが…

話が飛ぶけれど、アメリカ大統領選挙ではベテラン上院議員は不利らしい。
過去の発言・議事録を細かく調査され、矛盾点等見つかれば容赦なく攻撃されるためだそうだ。
最近では、日本の政治家も似たような状況かも。特に与党・野党の両方を経験した政治家が、一貫性について突っ込まれている印象。(小沢一郎など)
議事録が手軽に読めて、検索されることの効果が出ているのかな。


Googleの世界制覇といか、Google八分というのも最近話題でもあるのだけれど、それほど心配することではないのではないか、と思い始めている。
たしかにGoogleは凄いけれど、万能ではないということさえ押さえておけばいいのじゃないかな。
これからはソーシャルブックマークと併用するような形で、ネットを彷徨うことになっていくのかなぁ、などと漠然と思う。

と言いつつ、自分ではリンク集もブックマークも作っていないのだけど。
(人任せで、登録ボタンを設定してみたけれど)
日本版オーマイニュースが原則実名主義でやっていることに関連して、いろいろとネットを読んでいるのだけれど…
かなりウンザリする。

関連記事として『心配事』で小倉秀夫弁護士の挑戦を心配したり,『実名・匿名論争?』で大学教授が匿名書評に噛みついた話とか、紹介したが…


2005年にはamazonレビューに著者が抗議して、一部で話題になっていたようだ。
まとめサイトとしては、何処を紹介しようかなぁ。 著者側に相当厳しい意見のものばっかりなので、当事者同士のサイトが無難かなぁ…。 てきとうにググるなどしてみてください。(この手のバトルではありがちなだが、元記事削除がおおいから、必須だな。)

匿名書評者のまとめ http://lynceus.seesaa.net/article/5163975.html
著者のHP http://www.nozomu.net/ (こちらのサイトでは、ちょっと経緯が分かりにくい。)
http://www.nozomu.net/journal/000162.php によると、2006年新潮45新年号に著者であり当事者の吉田望氏が顛末を書いているらしい。

吉田氏も大学で教えているのかぁ…。 電通出身の経営コンサルタントという一面も持っているらしいが…
活字メディア業界の人たちのネット観は、こんな感じなのだろうか?

「ネットの匿名の暴力」は話題になるけれど、実名表記を主張する大学教授が電話やら直に面談することを匿名氏に求めようとするのは、いかがなものか。
実名を主張している人の言説の耐性が、あまりに低すぎる。 普通に対話・反論やら論争ができないものなのだろうか。

特殊な例だと思いたいが…、けっこう有るらしいというのもなんともはや…
これでは素人が実名で書きにくくなるだけだろう。

長年ネット(アングラサイトも含め)を見ている歌田明弘氏でさえ、ことのは問題に言及するにあたって「実名」問題に寄りかかろうとしていた。 (そういえば彼も大学で教えているな)
西和彦氏にもそんな所があったかも…、などと1chのことを思い出した。
この人も大学で教えてたりしたはずだし…

かなり深刻な事態なのかもしれないなぁ。
「若者が馬鹿になっている」という話はよく聞くが、大学教授が馬鹿だからしょうがないか、とも思う。
「お手柄」と浮かれてる場合か? の続き

ブロガーお手柄! レバノン空爆の報道写真、変造見破る
http://www.sankei.co.jp/news/060809/kok012.htm

という記事についてなのだが、今回不正を告発したblogのPVは、ちょっと桁が違うなぁ。 
http://littlegreenfootballs.com/weblog/

Visitors Online: 10,087
Today
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Visits: 126,252
Yesterday
Page Views: 284,263
Visits: 218,444

Comments: 3,003,563
Today: 1,558
Yesterday: 4,091


日本の新聞はどこか呑気というか、他人事のように書いてる。 共同通信配信記事などでも「ロイター通信発表によると」という感じだ。
告発したblogを見ないで書いてるのか、それとも無視してるのか?
Google news で英米ニュースをちょっと検索すれば、相当詳しい情報が読める時代なのだがなぁ。 準社説レベルで論じられてる雰囲気みたいだけど。


まとめサイト。疑惑の写真はまだある、報道姿勢に問題有るのでは、と告発してます。

http://www.zombietime.com/reuters_photo_fraud/

Reuters Commits Four Types of Fraud
ロイターは4つのタイプの不正行為を犯します

An overview of the photo hoaxes committed by Reuters, discovered so far
ここまで発見されたロイターによって傾倒した写真いたずらの概観



4つのタイプの写真の不正行為

1. Digitally manipulating images after the photographs have been taken.
1. 写真の後のディジタルで操作するイメージは得られました。

2. Photographing scenes staged by Hezbollah and presenting the images as if they were of authentic spontaneous news events.
2. ヒズボラによって行なわれと、あたかもそれらが本物の自発的なニュースの出来事であるかのようにイメージを示す場面の撮影。

3. Photographers themselves staging scenes or moving objects, and presenting photos of the set-ups as if they were naturally occurring.
3. 写真家彼ら自身、場面を行なうかオブジェクトおよび示す写真を移動させること、あたかもそれらが当然生じているかのように、セット登ります。

4. Giving false or misleading captions to otherwise real photos that were taken at a different time or place.
4. そうでなければ本物の写真に偽って与えることあるいは異なる時か場所に得られた、誤解を招きやすいキャプション。


 livedoor 翻訳


【関連】
喜多龍之介さんが海外ニュースを紹介してるサイトも参考に。

「今日の覚書、集めてみました」
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke
ソフトバンクもオーマイニュースに投資するとは、金の使い方を間違えていると思う。
こっちの事業に金を出せば、かなり尊敬されると思うのだけどなぁ。
グーグル・スカラー日本語版、年内開始(スラッシュドット ジャパン)
http://slashdot.jp/science/06/08/07/1531229.shtml
日本語版なのか日本版なのかが、ちょっと解らないけども。 英語の論文だけだとすると、ちょっと敷居が高いかもしれないが。

たとえ少額でいいがら「ウェブログ図書館」を援助してもらいたいなぁ。
http://www.jienology.com/

2006年になってからは動きが鈍いようなので、結果的に2004〜2005年の注目blogリンク集のようになっている。
2005年はライブドアPJ絡みのせいかジャーナリズム論、blog論などが多いな。
070 ジャーナリズム 新聞  http://library.jienology.com/archive.php?class=1070

2004〜2005年の「むなぐるま」さんは、アルファブロガーだったと思う。
むなぐるま保管庫 http://library.jienology.com/munaguruma/

オーマイニュース絡みで、ちょっと関係するネタとしては「リベラルブロガー」についての一連のエントリーとか、ポリティカルコンパスのこと等かな。

保守とリベラル in 日本/Political Compassと日本のブロガー
http://library.jienology.com/munaguruma/2005/03/_in_political_c.html
日本版ポリティカルコンパス ドラフト3版
http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

2004年は米大統領選挙の話題が多い。 このときblog選挙という呼び方が生まれたはず。

大統領候補はウェブログが好き http://blog.a-utada.com/chikyu/2004/02/post_2.html
ダン・ギルモア「ブログ 世界を変える個人メディア」 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022500174/ref=sr_11_1/503-1168760-6805514?ie=UTF8
にも詳しいけど、その後の経緯や分析は物足りない。

「むなぐるま」さんは、アメリカのblogを分析しケリー優位と予想していました。 その後の、なぜ予想が外れたかの分析が凄く参考になった。

関連
2004〜2005年のネットを考える
2004〜2005年のネットを考える(2)




私のポリティカルコンパス値は現在「政治的な右・左度(保守・リベラル度)3.8 / 経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)-1.3」で保守左派かぁ
前にやったときから若干上に移動してしまったような…
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