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 前のエントリーで歌田さんがGoogle Earthにはまっているのでは、などと勝手な妄想をしておりますが、そのことについてもう少し書いてみます。

 なぜそんな妄想を持ったかというと、「仮想報道」の方法論は、Google Earthの空撮写真のみを見て、現地調査なしに地誌を書くようなものじゃないか、と思えたからです。
 Google Earthは三次元的にも表示出来ますが、それはあくまでも「仮想」です。
 たしかに写真は一次情報かもしれませんが、それだけに頼ってあれこれ考察するのではなく、もう少し別の情報収集や現地取材が必要ではないでしょうか。

われわれはみな「隠れオウム」の容疑者 http://blog.a-utada.com/chikyu/2006/06/post_4d6d.html

 この記事には驚きました。すでにネット上でいろいろ批判されているので詳しくは書きませんが、この件では歌田さんは「現場」に近い場所にいたのに、ネット上の記事のみを使い、そしてその情報の選択が偏っていることに、非常に違和感があります。

「実質的により深刻な被害を受けたのは、泉氏にサーバーを貸していた男性かもしれない。「この男性こそが、『オウムの謀略』をたくらんだ黒幕」といった声が上がり、憶測にすぎないそうした話もネットで広まった。」

 たとえば、この部分の「泉氏にサーバーを貸していた男性」という記述のには問題があります。
 歌田さんが記事を書かれる以前に、泉氏はこの男性が「ネットを使った報道機関」の協力者だったと認められております。 
 泉氏が作ろうとしていたネット報道機関設立のための重要人物だという点を無視し、善意の第三者のように何故書かれたのか疑問を持ちます。

 泉氏は、ブロガーと政党の懇談会の立役者という実績を元に、報道機関設立を考えていたように思えます。
 デジタルジャーナリズム研究会には、歌田さんも泉さんも参加されておられます。そこで泉さんと報道機関設立について、話題にならなかったのでしょうか。

 記事の中で、泉さんの報道機関設立のことに触れておれられないことを、非常に訝しく思っています。
 歌田さんは、ご自身は「現場」の外に立って眺めているだけ、のような書き方をされております。しかし、歌田さんは「現場」に非常に近いところにおられるのではないでしょうか。

 この件については、もう少し「現場」の中のことを取材して書かれることを、期待しております。
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