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図書館で雑誌のバックナンバーをパラパラと眺めていたら永沢光雄氏が2006年11月1日死去していたことを知る。 1959年生まれ 享年47歳。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B1%CA%C2%F4%B8%F7?

1996年出版の「AV女優」、私は文庫になった時点でしか読んではいないけれど、かなり衝撃的だった。

出版元のヴィレッジセンターのサイトに書評が集められている。
http://www.villagecenter.co.jp/book/av.html

別のところで大月隆寛氏が「これは五十年後には貴重な民族資料」と言っているが、すでに90年代の貴重な資料になっていると思う。

書評の中には「彼女たちのの実像・素顔」などという言葉もあるけれども、「AV女優が語った『自画像』」という感じだろう。 真実かどうかはわからないが、インタビュアーにそういう物語を語った90年代…

しかし、あまりの大評判のせいか、その後のAVの冒頭には、必ずインタビュー場面がつくようになった気がする。 もともとが雑誌『ビデオ・ザ・ワールド』巻末の記事だから、インタビューのスタイルが真似(?)されるのは、まっとうな流れなのだろう。 いはゆる「実用」にもなる記事だった。


43歳で下咽頭ガンの手術でインタビュアーが声を失い、アルコールによる肝機能障害を患う。
これは知らなかった。 紙で産経新聞を読んでいないから、連載に気がつかなかった。
この記事が遺稿になってしまった。

「生老病死」最後の手紙 永沢光雄氏死去 「脅えることなく慰められ」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/art/26035/

これから3冊ほど刊行予定があるらしい。
http://www.chikumashobo.co.jp/pr_chikuma/0701/070109.jsp

声を失ってから小説を2冊出版しているので、小説も在るのかな? 過去に各種媒体に書いていたものを集めるのだろうか?
まず新聞連載が書籍化されるのだろうけれど…

その前に、何冊か読んでみよう。

ご冥福をお祈りします。
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