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予選10試合での失点はわずか1点なのに、まさか1試合で6点も失点するとは、というセルビアモンテネグロだが…
旧ユーゴからはだいぶ小さくなった「ユーゴスラヴィア連邦共和国」がセルビア・モンテネグロに改名、そしてモンテネグロが正式国名「ツルナ・ゴーラ共和国」として独立が決まった。
ユーゴスラビアが本当になくなってしまうのだなぁ。
そこで、ちょっと前によんだ本。
「ユーゴスラヴィア:多民族戦争の情報像」岩田昌征:お茶の水書房
一般的な大きさじゃなくて15.5*20.0?と微妙に収まりが悪い。
内容は以下のところが詳しいです。
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/yugoslavia/2005/01/post_1.html
旧ユーゴ時代からの経済関係から説き起こして、あれほどの戦争に至った原因を「階級形成闘争」という概念で解き明かしていく。
なぜ他の東欧諸国のように「ビロード革命」で収まらなかったのか、
なぜセルビアがこれほどまでに悪役にされてしまったか、
などについて現地新聞や現地取材を通して探っている。
「文明の衝突」とか、単純な正義感や人権感覚だけでは旧ユーゴは語れない。 「わかりやすい」ということは危ない、と思った本だった。
「なぜ戦争は終わらないか―ユーゴ問題で民族・紛争・国際政治を考える」千田 善
これは、同じ著者の「ユーゴ紛争―多民族・モザイク国家の悲劇」(講談社現代新書)がけっこうよかったので期待していたのだが…
これは、ちょっと「わかりやすすぎる」きらいが有るんだよなぁ。
まぁ、ピースボートでの講演が元なので、そっち方面に振れすぎてる印象だった。
「国際政治」と大きなテーマを書くよりも、きめ細かく旧ユーゴ関係を追って欲しいのだけどなぁ。
「ドリナの橋」イヴォ・アンドリッチ
もしも旧ユーゴを旅することが有ったら、ここを訪ねてみたいと思った。
そのまえに世界史を勉強し直す必要があるかも、というくらいの大河小説。というか橋に関わった人たちの群像小説。
誰か新たな人が、次の一章を書き加えるのだろうかなぁ。
ちなみに旧・ユーゴスラビアただ一人のノーベル文学賞受賞作家です。(故人)
旧ユーゴからはだいぶ小さくなった「ユーゴスラヴィア連邦共和国」がセルビア・モンテネグロに改名、そしてモンテネグロが正式国名「ツルナ・ゴーラ共和国」として独立が決まった。
ユーゴスラビアが本当になくなってしまうのだなぁ。
そこで、ちょっと前によんだ本。
「ユーゴスラヴィア:多民族戦争の情報像」岩田昌征:お茶の水書房
一般的な大きさじゃなくて15.5*20.0?と微妙に収まりが悪い。
内容は以下のところが詳しいです。
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/yugoslavia/2005/01/post_1.html
旧ユーゴ時代からの経済関係から説き起こして、あれほどの戦争に至った原因を「階級形成闘争」という概念で解き明かしていく。
なぜ他の東欧諸国のように「ビロード革命」で収まらなかったのか、
なぜセルビアがこれほどまでに悪役にされてしまったか、
などについて現地新聞や現地取材を通して探っている。
「文明の衝突」とか、単純な正義感や人権感覚だけでは旧ユーゴは語れない。 「わかりやすい」ということは危ない、と思った本だった。
「なぜ戦争は終わらないか―ユーゴ問題で民族・紛争・国際政治を考える」千田 善
これは、同じ著者の「ユーゴ紛争―多民族・モザイク国家の悲劇」(講談社現代新書)がけっこうよかったので期待していたのだが…
これは、ちょっと「わかりやすすぎる」きらいが有るんだよなぁ。
まぁ、ピースボートでの講演が元なので、そっち方面に振れすぎてる印象だった。
「国際政治」と大きなテーマを書くよりも、きめ細かく旧ユーゴ関係を追って欲しいのだけどなぁ。
「ドリナの橋」イヴォ・アンドリッチ
もしも旧ユーゴを旅することが有ったら、ここを訪ねてみたいと思った。
そのまえに世界史を勉強し直す必要があるかも、というくらいの大河小説。というか橋に関わった人たちの群像小説。
誰か新たな人が、次の一章を書き加えるのだろうかなぁ。
ちなみに旧・ユーゴスラビアただ一人のノーベル文学賞受賞作家です。(故人)
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