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黄泉の犬 p288
芸大の哲学授業でのエピソードより

先生は俺のレポートを読んで”サルトルは読みましたか”って言った。俺は”それ、サルの研究者ですか”っていった。先生は笑いながら、”あれを読めばすこしはヒントはあるかもしれない”って言った。読んだけどぜんぜんピンとこなかったな。だいたい思想とか文学やる人、世間知らずの真面目なお坊ちゃんが多いじゃない。本当は一番世間知らなきゃいけないひとが。そんなの読んでも頭ではわかっても身にならないのよ。


えーと、サルトルがお坊ちゃんというのだけ合ってるかな w

こういった哲学・思想・文学のイメージの原点は、フレッド・アステア、オードリー・ヘプバーン主演「パリの恋人」じゃないのか?

本屋でバイトする哲学好きのあか抜けない少女が、フレッド・アステア演じるファッション誌のカメラマンに発見されてパリに行き、一流モデルになる、というお話です。
ヘプバーン演じる少女は「共感主義(empathycalism)を唱える哲学教授フロストル」の信奉者で、パリを舞台に恋のさや当てするミュージカル。
黒のタートルネック(実存主義ファッション)で歌い、踊るヘプバーンが素敵 [emoji:e-265]ハート
哲学教授のモデルはサルトル。
写真家のモデルがアヴェドンだったりする。
当然カメラマンがヘプバーンのハートをつかむ w

哲学者をバカにし、写真家に転身した藤原新也の原点は、まさかこれだったり…という妄想も楽しいが…
連想ゲームじゃないのだがなぁ…、正月TV特番の見過ぎで演芸脳になってしまったかな w

【追記】
ヘプバーンの魅力に気づいたカメラマンが、いつしか彼女にメロメロになっていく、というストーリーだったかも
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