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ここから わたしが立ち去る時
わたしの別れの言葉に こう言わせて下さい。
わたしが 見てきたものは
たぐいなく素晴らしいものでした。
わたしは 光の海に 拡がる蓮の花の
秘められた蜜の 甘さを味わい
わたしは こんなに祝福されました――と
これを わたしの別れの言葉に させてください。
数限りない形を そなえた この劇場で
私は 劇を演じてきました。
そしてここに形のないものの
姿を見ることが出来ました。
触れることの出来ないものの手に 触れられて
わたしの体も手足も喜び踊りました。そして
ここに終りがくるものなら 終りとなるがよい
これを わたしの別れの言葉に させて下さい。





訳:高良とみ
http://linden.main.jp/tagore/gitanjali.html




映画「おくりびと」を見た記念にうp




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