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ume氏が語るGripBlog

確かにGripBlogの原案を出したのは私ではありますが、それは泉さんがガン闘病サイトを運営中に、身内のおばさんの末期ガンレポートが切欠で提案したものです。
彼女がおばさんの弱っていく姿や変貌していく容姿、気持ちの変動などをうまく文章に表すことができず、「こんなに表現する事が下手では、おばさんに申し訳なくて続きを書けない」と悩んでいた事からアドバイスしたのです。(未だにそのおばさんのレポートは未完のはずです)
それならば、人の想いを汲み取ってそれを表現できる場で勉強すればいいのではとの発想からです。
その方法の一つとして、ブログで自分の興味ある事を取材して書き、沢山の読者の目に晒されながら指摘を受け、自分のスキルを向上させられる活動を始めてはどうか、と提案したのが、現GripBlogです。


但し、GripBlogの原案を出した時に付け加えた言葉があります。
それは、本気で取材活動をしながら勉強する気ならば、OLをしながら片手間でするのは難しいだろうということ。
生活も苦しくなるし、肉体的にも精神的にも辛いはずだし、まず本当に読者が助言をしてくれる確証もない。私が報道に携る仕事をしているか又は知人でもいるならば適切なアドバイスもできるだろうが、それも不可能。
かなり無謀な提案だったと今になって自分でも思います。
提案から数週間後に彼女の口から、おばさんのような人の想いを表現できる力が欲しいから難しくても勉強したい、力を貸して欲しい、との申し出を受けました。
そして、GripBlogを立ち上げたのです。


この発想が、いまひとつ理解できない。
泉氏が末期ガンレポートを書きたいのなら、他に方法もあるだろうと思う。
OLをやめて、いきなり専業のフリージャーナリストに、しかも原稿料も無しでやろうというのは…
佐々木俊尚氏のインタビュー時(9月)でも泉氏は、まだこれで食べることは出来ないと語っている。 いったい、どうするつもりだったのか?

これは「スキル」というのがキーワードなんだろう。
ume氏のシステム屋としてのスキルアップと、泉氏のジャーナリストとしてのスキルアップで、いわゆる旧来のマスコミではなく自前のネットで次のステージを目指していたのじゃないだろうか。

GripBlogをはじめて1ヶ月で2月8日には湯川鶴章さんと面談し、以降着々と人脈を作っていきます。
6月17日には「Grip Forum」が公開されます。
http://gripblog.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_f8fd.html
GripBlogを始めてから半年という、かなりのスピードです。
そして1年後の報道機関設立を目指していくことになる。

記者をやるための拠点として、フォーラムとか報道機関設立を目指していたという説明には疑問を感じています。
二人(?)はニュースフォーラムを作るために、がんばってやってきたとしか思えないのだが…。

参考 http://belena.blog70.fc2.com/blog-entry-29.html
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