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幻の報道機関設立計画(10)

2005衆議院選挙についてのおさらい。これをふまえて次回に続く
全部コピペです

http://ja.wikipedia.org/wiki/第44回衆議院議員総選挙

小泉純一郎首相が政治生命をかけた郵政民営化法案は、与党・自民党の了承なしの閣議決定(2004年)、党総務会(最高意思決定機関)の採決方法を慣例の全員一致から、直前に多数決に変更した上での決定、「郵政民営化に関する特別委員会」の採決で反対派委員の賛成派議員差し替え、などの経過を経て、衆議院本会議では可決(賛成233・反対228・欠席棄権14・病欠2)されたが、2005年8月8日参議院本会議では否決(賛成108・反対125・欠席棄権8)されため、即日日本国憲法7条3号に基いて衆議院解散された。

インターネット普及率の高まりを受けて、各党・各候補者ともホームページやブログ等の充実に力を入れていた。自民党はこれに目をつけ、民主党が公示後にホームページを更新したとして総務省に通報し、総務省は公職選挙法の文書図画頒布の禁止に触れる虞があると警告した。民主党側は該当の記事をホームページから削除する一方、当の通報した自民党が2005年4月の衆院統一補欠選挙、同年7月の東京都議選の期間中にホームページで選挙情報を宣伝していた事を糺す公開質問状を総務省に提出し、インターネットを想定していない公職選挙法の問題が浮かび上がった。日本語版ウィキペディアに於いても公職選挙法とどう向き合うかが問題となった。

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「衆議院選挙2005 ブログ選挙ポータル」より

2005年8月27〜29日に書かれたもの

R30 特別寄稿!『ブログは選挙マーケティングの何を変えたか』
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/9de4175a0f87d51647cbc1024c6afc02
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/60324e879fb787d5cf53f9f471a691d4
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/ee00f74abf6dcccf2532ad28a71736a2

この選挙で自民党が勝ちでもしたら、それがどの程度正しいかどうかはともかく、自民党の勝因の1つに「ブロガー対策を行ったこと」が数えられるのは確実だからだ。ネット対策など、適当に自分や党の主張を並べたホームページを作ってアップしておけばいいという「一方通行」レベルの時代が終わるのである。無数の人々によるディープな議論が双方向で交わされるネットメディアにどう対応するか、これからあらゆる選挙のたびに選挙対策の責任者が問われるようになるのだ。マスメディアとは違うもう1つの「無視できない影響力を持つメディア」が、この選挙とともに「生まれた」と言っても過言ではなくなるだろう。
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8月25日のブロガーを集めた会見、そしてその後も続くネットメディアへの働きかけが今回の選挙でどう効果を及ぼすのかは見えづらい。だが中長期的に見れば、ブログあるいはネットメディアが(政治的な)コミュニケーション・チャネルの重要な1つと位置づけられたことで、ネットを利用する選挙マーケティングに2つの新しい法則が生まれることになるだろう。

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8月30〜31日の懇談会報告

泉 あい 特別寄稿!『元OLブロガー自民党本部で取材する』
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/d76483b63c4d1ddd189711abdb45776b
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/75afc8f7c4dfc4fc3d0ae48c5a456fb7


投票後の総括

「ブログは選挙に影響を与えたか」
特別寄稿 by 佐々木俊尚(フリージャーナリスト)
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/1b5e3e58708723f0bdff3baac9ae6208
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/7d43979e3eb8a812611bc4b4fb5824d2

 日経ビジネス誌は投開票直前に作られた号で、ネット世論と選挙との関係について、こんなふうに書いている。

 ネット世論が実際の選挙結果にどの程度影響を及ぼすかは、未知数だ。2004年の参議院選挙でもネット世論は盛り上がった。だがその内容は実際の投票結果と乖離していた。「2ちゃんねるなどに頻繁に意見を書き込む人々は、もともと反民主党の傾向が強い。今回の選挙は新聞やテレビが早くから自民優勢を予見したため、彼らにとって(民主党たたきの書き込みが)絶好の遊び場となった」と北田(暁大・東大大学院)助教授は分析する。

 政治談義が好きな2ちゃんねらーたちは自民党に投票する可能性が高いが、特定の人が複数の名前で書き込んでいるためネット世論は実際より大きく見える。「選挙権を持たない若年層の書き込みも少なくない」(若者の社会文化を研究する国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの鈴木謙介研究員)ため、ネット世論は投票結果に直結しにくいのだ。
 結果的には、日経ビジネス誌のこの読みは誤った。小泉支持のネット世論と、リアルな世論がほぼ合致したのである。これが単なる偶然なのか、あるいはネット世論にリアル世論が追いついたということなのか、それともネット世論がリアル世論に影響を与えた結果なのかは、今のところ検証しようがない。
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確かにネット上では「小泉改革を支持すべきだ」「郵政民営化反対派を落選させろ」といった意見が目立ったし、選挙結果もそれらの意見の通りになったのだが、しかしそれをもってして「ネットの世論が投票に影響を与えた」と断言するのはあまりにも拙速すぎる。
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公示前、ブログを作って意見発信を行った候補者は少なくなかったし、自民党はブロガーを対象にした懇談会を開催し、意見交換を行っている。しかし付け焼き刃の政治家の「ネット化」では、しょせんはダイナミズムを生み出すほどの動きにはならなかった。これらの動きは、「世の中にブログというものが存在する」という認識を永田町にもたらした程度の影響しか与えなかったのである。


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ブログ選挙!? 実力のほどをわきまえて謙虚に
特別寄稿 by 団藤保晴(ブログ時評)
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/49ecae88b4469371c9254307953dbf34

 自民党の幹事長がメルマガやブログの作者を招いて懇談した初物現象も加わってか、「ブログ選挙」という言葉が一人歩きを始めようとしています。ブログの隆盛期とぶつかった総選挙に何らかの影響をもたらすはずですが、ブログの実力はまだ、たかが知れていることをデータで示し、ブロガー側が磨かねばならない課題を指摘したいと思います。

続く
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