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佐々木俊尚氏の本を買ったのはこれが始めて。
ベストセラーだという『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』 文春新書は読んでいない。 ついでに言えば梅田 望夫著『ウェブ進化論』も読んでいないな。

ネットに掲載された彼の記事は、そこそこ読んでいると思う。
著者のHP http://homepage3.nifty.com/sasakitoshinao/index.html 
このサイトの「これまでの仕事」に2002年からの仕事のarchiveが有るのだけれど、彼の記事とは意識しないで読んだ記事が、結構あった。

さらに言えば、彼がアスキー在籍時(1999年10月〜2003年2月)には、月刊アスキーを毎月購読していた。

もっと遡れば、1990年代末の毎日新聞(佐々木氏在籍当時)はネット進出に積極的だったような印象がある。
ネット事件も、けっこう取り上げていた。 特集ページが有ったような記憶が… 
3大全国紙の中では弱小なのでネットに賭けていたのかな?
そこで記事を書いていたのだろうか? その縁でアスキー移籍なんだろうか?


この本は、Hotwired のサイトで『佐々木俊尚の「ITジャーナル」』として連載されたものを、再構成したものです。
本の内容を検索してみると、ほほ同じ文章がblogに残っています。 
http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/
でも、こうやって『新書』と言う形で活字になると、ここ数年の流れの見通しが、かなりすっきりします。

IT業界界隈の人達への取材がメイン。
「立ち位置」という言葉は2年くらい前(?)から使っていたんだな、なんてことも興味深かった。
技術的な話よりは、IT企業経営者へ元新聞社社会部記者がインタビューしていく話が多い。
BtoB、BtoCビジネスの取材をするとき、「B」の方への取材を積極的にしているけれども、「C」の方の動きや心情が見えていない、という感じがした。

オヤジ系 vs 技術者系の溝は埋まるか
http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/97037452d02c1ee5f5ee8e397f7a0eb4

この記事での、中古ゲーム問題でユーザーグループと会った話とか

インターネットが取材を変える日
http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/1e4a7c59538a01659983ad62dd050a02

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の日本語字幕問題で、メールで取材した話

これらの「オタク」やネットでの活動をしている人達と佐々木氏の関わり合いを見ていると、「文化が違う」ということを感じる。
会社運営をしている人とは、それなりに通じるところが有るようだが…

最近、佐々木さんがBigBang氏と会ったそうだ。
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2006/11/post_c402.html

佐々木さんとしては、どうも「連邦軍」と呼ばれるメンバーの言い分というか、何を考えているのかとか、そういうあたりを私から聞くことに関心があったようだ。


元新聞社社会部出身の記者として「大人」の社会の理論・感性の佐々木氏にとっては、ネットで活動する人が、なんとも謎の存在らしい。


『ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力』 佐々木俊尚著 宝島社新書
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/479665416X/
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