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黄泉の犬 藤原新也著 文藝春秋社
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163685308
この中の麻原の兄へのインタビューの内容が、いろいろ論議を呼んでいる模様。

藤原氏のサイトの日記より
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=cal_view&no=20061114

2006/11/14(Tue)
「黄泉の犬」に関し、文春側との意思の確認があった。営業サイドとしては文春で出している本も他社本も「オウム」と名のつくものは惨敗で、昨今ふたたび注目されはじめているインド、アジアものにシフトしたいという意向があったと聞いた。麻原実兄との対話ついての下りは、すべて1995年当時の週刊誌のオウム関連の記事のデスク(彼はこれまでに訴えられたこと数十回、いわば裁判のプロであるとのと)として陣頭指揮にあたった人間に読んでもらっており、その彼が読んで(一部の懸念を残しつつも)「これなら問題ないだろう」という判断を下し出版に踏み切ったとのこと。


2006/11/19(Sun)  新興宗教と市民
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=cal_view&no=20061119
で、読者とのメールのやりとりを公開。
松本死刑囚と水俣病の関係の問題についての質問と、その回答。

気になるところを、引用。

いわゆる私たちが認識しているオウム真理教とその犯罪は麻原とその信者が起こした事件であるとともに、小市民が起こした事件でもあると私は認識しております。

 ただし、その集団の前歴が大きな犯罪が関わっていることにより、過剰な監視と、再びの小市民的迫害がなされるなら、また再びその集団がカルト化するおそれは決して皆無ではありません。その時にこそ神格化される麻原は意味を持つわけです。


『日常生活を愛する人は?』-某弁護士日記 に書評がエントリーされる

2006/11/28 「備忘録−麻原彰晃の誕生」
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/332.html
2006/11/29 「備忘録−黄泉の犬」
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/333.html

藤原さん、よくもまあ、あの程度の材料で書いてしまうものだ、不思議。

著者自身は、重要なことを書いたのに反応がないのはおかしいというように言っておられるようですが、そんな事実関係だから、反応がないのは当たり前でしょう。

軽率極まりない。


藤原さんの反応?
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=cal_view&no=20061130

2006/11/30(Thu)
事実を事実として伝えるのみ

また、最近、この本で触れているオーム真理教事件に関して少々の誤解が一人歩きをしているようなので、ひとこと付けくわえておきたい。
私はこの本で麻原彰晃と水俣病の関連に言及しているが、そのことをもってしてオーム真理教とその元教祖の擁護をするという意識はまったくない。私はただ自分が出会った事実を事実として淡々と書いたまでだ。そのことによって麻原の犯した罪が微塵も変わることはありえない。
マスコミがこの本を取り上げないひとつの理由に国家転覆をもくろみ、無差別な殺人を犯した者を、擁護するかに誤解されかねないものには触れたくないということだろうが、またそのことによって天皇問題と同じようにオーム真理教事件問題に別の角度で触れることが今日では暗黙のタブーとなっている現実を知った思いがある。



事実関係についての疑問が出されているのだが、それについての直接の答えにはなっていない。
藤原氏の「現実」の認識にも、疑問が多い。 あまりに主観的すぎるのではないか?


90年代初めのことを、ちょっと回想して、スポンタさんのblogに書いたコメントを再掲
http://plaza.rakuten.co.jp/sponta/diary/200611290000/#comment

パソコン通信時代の思い出

ニフティのフォーラムがオウム関係で荒れた頃というのは、具体的にいえば「ああいえば上祐」がTVで活躍していた頃でしょうか? 場所はfshiminとか?

私がニフティにはまっていたのは、そのちょっと前くらいまでで、そのころはあんまりアクセスして無いので詳しくはないのだけれど…。

90年代初めころ、ニフティに入会してビックリしたのは原理叩きが凄かったことですね。
91年に幸福の科学がフライデーにデモを仕掛けたり、白紙ファックス攻撃していたのを見て、そっちの方がオウムよりも攻撃的な集団という印象を持っていた。

オウムは、地道に教祖の書籍の宣伝をしていたという印象。
fshisoの書評会議室(?)に、盛んに投稿してたのは憶えている。

あちこちで原始仏教とか神秘思想について、いろいろと論じる?勧誘?しているらしいとは感じていたが、私は興味がなかったので、ほとんどスルーしてたなぁ…

在家芸能人の活動が目立っていた幸福の科学(攻撃的)、出家した宗教オタクのオウム(ひ弱・引きこもり)というのが、当時の私の印象だった。

イエスの箱船事件の記憶があるから、「マスコミのフレームアップじゃないか」という疑いも持っていた。

今思うと…複雑な気持ちが有る。
(December 2, 2006 12:30:53)


自コメントについて追記。

私は幸福の科学の活動批判はしてた。 しかしオウムに関しては「空気が読めない奴ら」とは感じていたが、特に批判もせず、おおむねスルーしていた。
「あんまり叩くのも、なんだかなぁ」みたいなことは、書いたような気がする。
読む人によって「擁護」ととられても、しょうがないかもしれない。

選挙については宣伝・布教行為、パフォーマンスとして捉えていたかな。 内田裕也や東郷健と同じレベル。

藤原氏は「小市民がオウムをカルトに追いやった」という認識のようだが、90年代初めのマスコミはオウムに寛容だったのではないか?
当時の事実関係の記述が、主観的にすぎるように思える。
誰かが「追いやった」のではなく、マスコミ・論壇が「背中を押した、容認した」のではないかという気持ちが、個人的に少しはある。

私にとっては「お前もオウム擁護派だったのではないか、島田裕巳、中沢新一の尻馬に乗っていたんじゃないか」といわれた方が、きついかもしれない。
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無題
投稿者:スポンタ HP 2006/12/03 17:54 EDIT
被差別者たちと異分子、異文化の分子が、共同戦線をはるために寄り合うことは珍しくないし、その過程で、異分子同士の融合も図られる。
被差別出身者が暴力団にはいったり、複数のカルト教団を渡り歩く人たちは多い…。

問題は、かつて進歩的と言われていた階級闘争を目的にする人たちが、メディアや教育の団体の中にいて、日本のメディアや教育を操ろうとしていたことである。

いまは、その構図が明確にされている。そう感じています。
その頃、私は
投稿者:トリル HP 2006/12/03 23:56 EDIT
未だウェブには居なかった。
オウムを見かけても「また変なのが出てきたな」ぐらいにしか思っていなかった。
モルモンさんには悪いけど、サブカルの味付けした似たようなものかな?と思っていた。
オウムに限らず最近の宗教はマーケティングを研究していて物欲の次は宗教で儲ける!時代なのかなと思った。
資本主義ってそういう鴨を捜すところあるでしょ?
擁護派だったのかなぁ…
投稿者:倫敦橋 HP 2006/12/04 02:28 EDIT
「戦争に加担・協力することのなかった、日本で唯一の宗教団体”大本教”みたいなのを目指すならば、いいんじゃないか」といった意味のことを書いたことがある。
教義が変だったとしても、というか「変だからこそ」擁護すべきではないか、とか…
「皆が叩くなら、私は擁護する」といった、へそ曲がりな気分も有ったような気がする。
霊性
投稿者:スポンタ HP 2006/12/04 06:10 EDIT
結局のところ、霊性を持っていれば、宗教の欺瞞性は直感するはず。
学問はあるが、霊性を持たない輩が、邪宗を擁護していた気がする。否、霊性に憧れる学問の徒が…。

人生の主人公は自分であり、ミクロコスモスの中心は自分である。

ならば、救世主をいただく全ての宗教はご都合主義になる。
とはいえ、生きていく方便としては、そういうものに流されてみるのもいい。だが、それが現世での処世に過ぎぬことは、死んでみれば分かることだ。

私は念仏とて、陶酔感をともなうから、よくないことだと思っている。
写経には陶酔感がないから、よろしい。

悟りを目覚めると訳すならば、覚せい剤をつかったのがオウム。

宗教は麻薬であるが、麻酔的に使うこともできる。

そして、何よりも覚醒しているべきなのが人生なのだ。
          
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