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  真杉静枝

あなたは告白小説を書いても
   十年や二十年
   材料は尽きないはずです、
   あなたの人間修行と
数々の経験に
   光栄が巡つてきました、
   毒素を吐きだすのに十年
   芳香を放すのに十年
   まあ、気永におやり(ママ)ことですね





この詩を書いた人 小熊秀雄 (1901-1940)とは
北海道小樽市出身の詩人。「働く詩人」を自称し、書斎派の詩人たちにはない奔放で大胆かつエネルギーあふれる作品を数多く残した。短歌、小説、童話、評論、さらにはデッサンやスケッチにも印象的な作品がある。 (青空文庫より)



書かれた人 真杉静枝(1905-1955・明治34年-昭和30年)とは
林真理子 (著)「女文士」の主人公になった女流作家

「女文士」の内容
もっと幸せになりたい。もっと認められたい。もっともっと、愛されたい。男を、結婚を、名声を、執拗に求め続けた女、真杉静枝。最初の結婚からは自ら逃げ出した。愛人・武者小路実篤はついに応えてくれなかった。若い恋人・中村地平は逃げ、夫となった中山義秀も最後には背を向けた。死の間際まで艶聞にまみれたスキャンダラスな女流作家。こんなにも狂おしく哀しい女がいた―。 (「BOOK」データベースより)
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