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  緑の山河

戦争(たたかい)越えて たちあがる
みどりの山河 雲霽(は)れて
いまよみがえる 民族の
わかり血潮に たぎるもの
自由の翼 空を往く
世紀の朝に 栄あれ

歴史の門出 あたらしく
いばらのあゆみ つづくとも
今むすばれた 同胞(はらから)の
かたい誓に ひるがえる
平和の旗の 指すところ
ああこの道に 光あれ


作詞:原泰子  作曲:小杉誠治

1951年(昭和26年)日教組が募集した国民歌。



  われら愛す

われら愛す
胸せまる あつきおもいに
この国を われら愛す
しらぬ火 筑紫のうみべ
みすずかる 信濃のやまべ
われら愛す 涙あふれて
この国の 空の青さよ
この国の 水の青さよ

われら歌う
かなしみの ふかければこそ
この国の とおき青春
詩(うた)ありき 雲白かりき
愛ありき ひと直かりき
われら歌う おさなごのごと
この国の たかきロマンを
この国の ひとのまことを

われら進む
かがやける 明日を信じて
たじろがず われら進む
空にみつ 平和の祈り
地にひびく 自由の誓い
われら進む かたくうでくみ
日本(ひのもと)の きよき未来よ
かぐわしき 夜明けの風よ


作詞:芳賀秀次郎  作曲:西崎嘉太郎  編曲:山田耕筰

1953年(昭和28年)壽屋〔(株)サントリーの前身〕募集の新国民歌。





  若い日本

日本はいつでも若いのだ
国がさくらの花ならば
ひとりひとりが花びらだ
かがやく誇りを持っている
気高い理想を持っている
咲こう 咲こうよ 咲きとおせ
日本よ 日本よ われらの日本

日本はいつでも進むのだ
国が火を吐く島ならば
ひとりひとりが溶岩だ
燃えたつ意気と情熱で
世紀を超えて進むのだ
燃えろ 燃えろよ 燃えとうせ
日本よ 日本よ われらの日本

日本は大きく伸びる樹だ
たまに嵐に折れたとて
若い芽がある 枝がある
がっちり組んで堂々と
世界の上に伸びるのだ
伸びろ 伸びろよ 伸びとおせ
日本よ 日本よ われらの日本


作詞:橋本竹茂  作曲:飯田 三郎

1962年(昭和37年)、内閣、総理府、電通、NHK、民放各社、新聞社、レコード会社などが協賛して、「私達の生まれ育った日本を愛するために、だれもが口ずさめる、文字通り、国民の歌をつくろう」と募集。
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