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幻の報道機関設立計画(12)

泉あいさんが何故選挙取材に取り組んだのかは、わかりません。
しかし、全政党の街頭演説をフルバージョンで見たい、という需要には充分応えられたと思います。
テレビのニュース映像は数十秒のみで、政党や議員のサイトにも無いのだから。

また、党首インタビューに絞って政党と取材交渉を重ねています。 交渉経過を公開しながらやっていれば、記者クラブとか政治取材の問題に別の角度から切り込めていたのじゃないかと思います。
取材交渉と取材できなかったことの経緯は、コメント欄に促される形で簡単に述べられているだけで、ちょっともの足りません。

いち早く取材に応じてくれたのが福島瑞穂社民党党首です。
8月20日に、公示日直前の29日にインタビューの約束がなされ、その翌日に8月22日に変更になったとの報告があります。

いくら小さくても公党の党首ですから、一番忙しそうな公示日直前に無名人の取材を受けるほどの時間がとれるかは疑問で、キャンセルされる可能性が高かったとも思いますが…。
それにしても、福島氏は何故ビデオを回した取材を受けたのだろうか? 
確かに社民党はメディアの中では埋没しがちでした。 個々の議員のホームページも、掲示板を設置すれば炎上しているような印象もあるし、ネット対策は上手とは言えない。

泉さんの取材を受けるという決定には、誰かの推薦とかも有ったのだろうかなぁ。 泉さんは、わりと社民党が取り上げそうな問題をサイトで取材しているし、関連するような団体の活動も紹介しています。 アクセス数とかも、取材交渉の材料となっていたのかもしれない。

ここで重要なのは、インタビューが8月22日に行われたこと。
「社民党党首の単独インタビューをしたフリー記者」という実績は、後の政党取材に大きな弾みを付けたと思います。
23日には共産党の小池晃氏への取材の約束を取り付けています。

当初の予定通り8月29日のインタビューだったら、はたして25日の自民党の懇談会に飛び入り参加できただろうか?

続く
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