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幻の報道機関設立計画(13)

自民党主催メルマガ/ブロガー懇談会への飛び入り参加は自民党・泉あいさん双方にとってメリットのあるものでした。

参加者と、よばれたけれど参加しなかった人リスト
http://blog.so-net.ne.jp/tracker/2005-08-26

これを見ると自民党は「メルマガ/ブログもやっている評論家・ジャーナリスト・経営者」を中心に人選を進めていたようです。
しかし、このままだと一般ブロガー(?)には評判が悪く、後々まで批判が続きました。
自民党は他に表現手段を持たない純粋ブロガー(?)代表として泉さんを参加させることで、一応の面目を保ったと言えます。

広告効果もかなり有りました。 参加者・参加を依頼された人たちが個々に告知・報告しても、インパクトはあまりなかっただろうと思えます。
個人的印象で充分に調べていないのだけれど、R30さんのblogで「泉さんが参加するぞ」と紹介されて盛り上がったように見える。

報道でも泉さんの名前は出すが、あとはその他扱いという印象も有ります。この懇談会についてコメント欄等で後々まで盛り上がったのも,泉さん関係の場所だけという印象もあります。

自民党のネット対策はかなりのものだと感じます。
懇談会の位置付け、人選、効果については充分に考えられていたと思われます。
これは民主党に比べると歴然としています。


泉さんが自民党懇談会出席した経緯(gooの選挙特集への寄稿)
http://blog.goo.ne.jp/election2005/e/d76483b63c4d1ddd189711abdb45776b

各政党のトップへ単独インタビューのお願いの企画書を提出し、毎日のように電話をかけました。もちろん、自民党へも総裁の小泉さんへこだわってお願いしました。でも(と言うかやはり)答えはNO。総裁であって総理であるわけですから、当然と言えば当然です。

ところが、その断わりの理由が、「忙しい」なら納得できる。でも「記者クラブが・・・」では、黙っていられません。私の取材を受ければ「なぜ泉だけ。うちも」と各社が言い出し収拾がつかないということらしいのですが、大手メディアには官邸の記者クラブがあるじゃない。今から記者クラブへ入れてもらえるように手続きしようたって公示日までという短期決戦で、時間がない。直接お願いするしかないんです。

たまたま担当者が優しそうな方だったので「既得権益を守ろうとする役所天国を許さないと言っている自民党が、記者クラブの既得権益に屈するのはおかしい」と言ってみつつ、「メルマガを発行した日本で最初の総理」というヨイショも忘れません。結果、「1時間後に必ず連絡します」と言われ、自民党を悩ませた挙句、「幹事長がブロガーを集めた懇談会を開きますが、それに出席なさいますか」となったわけです。


続く
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