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死国

出演:夏川結衣 筒井道隆  監督:長崎俊一

1999年当時「リング2」と同時上映、ポスターは栗山千秋
プログラムピクチャー会社としての角川は貴重だと思ってはいるが、そのためにちょっと損をしている映画かな。 宣伝では栗山千秋しか思い出せない。

主演の二人の美男美女コンビは綺麗に撮れているし、ロケの映像もそこそこ綺麗。
こういう映画はコンスタントに作られるべきだと思うな。

原作を読んだときは、ラストが石鎚山で大SFX映画にでもなっているかと思ったが…実際はこぢんまりとした感じ。 というか、セットが安っぽいなぁ。

前半は古典的怪談風で手慣れた感じだけれど、後半の伝記的部分がうまく繋がっていない。
佐藤允がやっていた修験者役はいらなかったのじゃないだろうか。
代わりに日浦康鷹(栗山千秋の父親役)大杉漣に、原作本来の活躍させた方がよかったような気がしたなぁ。



狗神 INUGAMI

出演:天海祐希 渡部篤郎 山路和弘  監督:原田眞人

第51回ベルリン国際映画祭コンペティション出品作品(2001)かぁ…何を勘違いしてるのか…
原作をそれなりにうまくアレンジし、先祖は平家落人という設定で先祖祭りは甲冑姿とか、部分的にはうまいとは思うが、全体としては散漫だったかなぁ。
結末を変えてはいるが、失敗。 意味不明になってしまった。
無駄に裸を出し過ぎ、その割に天海さんの露出は控えめ…

役者さん達の熱演は見応え有り。 超ベテラン藤村志保、淡路恵子もはまってはいるけれど…

天海さんが、最初は白髪を気にするような「中年女性」から、どんどん若く綺麗になっていくのに対して、渡部篤郎が中途半端なのが一番良くないのかも。 
彼は最初から最後まで「凡庸な二枚目のいい人」でしかなかった。 物語の鍵を握る人物なのだから、狂気・色気・野生のどこか特出したモノを出してほしかった。
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